選手・監督 寸評／採点
※週刊サッカーダイジェスト11.4号（10月21日発売）より
 
【仙台】
［GK］
21　関憲太郎　5.5　
興梠の２点目は股を抜かれる屈辱の失点。後半は危なげなく守った。
［DF］
25　菅井直樹　6　
宇賀神を退場に追いやる対人の強さ。粘り強いディフェンスも光る。
2　鎌田次郎　5.5　
警戒していたセットプレーからの失点は課題。フィードは良かった。
29　上本大海　5.5　
致命的なミスでピンチを招いたものの、身体を張った守備で貢献。
5　石川直樹　6.5　
攻守両面でハイパフォーマンス。ウイルソンの先制点をアシスト。
［MF］
11　太田吉彰　6　
いつもどおりの精力的なプレーで奮闘。クロスの精度を上げたい。
17　富田晋伍　6.5　
圧巻の球際の強さと的確なポジショニング。中盤で存在感を示す。
10　梁 勇基　6　
奪った後に素早く正確なパスで、攻撃に広がりと勢いをもたらした。
8　野沢拓也　6.5　
守備がやや不安も、意外性のあるプレーで攻撃にアクセントを注入。
［FW］
24　赤嶺真吾　6.5　
相手GKの隙を突いて泥臭く決勝点。競り合いの技術も高かった。
18　ウイルソン　7　
３得点に絡む活躍ぶり。独力で局面を切り崩してチャンスを演出した。
［交代出場］
6　角田 誠（MF）　−　
ミスのないプレーでチームを引き締めて、確実に試合を終わらせた。
36　村上和弘（MF）　6　
嬉しい移籍後初ゴールは、相手の息の根を止める価値ある４点目。
13　柳沢 敦（FW）　−　
懸命に前線からボールを追いかけて、相手の攻撃をスピードダウン。
［監督］
渡邉 晋　6.5　
守備組織を整備し、首位撃破に成功。余裕の采配で連勝を飾った。
 
【浦和】
［GK］
21　西川周作　4.5　
名手らしからぬイージーミスでゴールを許すなど、痛恨の４失点。
［DF］
46　森脇良太　5.5　
エリア内の厳しさは足りなかったが、攻撃面で効果的なパスを配球。
4　那須大亮　5　
空中戦では強さを見せたが、要所で緩さを露呈して失点を防げず。
5　槙野智章　5.5　
後半は攻撃の強度を上げたが結果に結びつかず。迫力不足だった。
［MF］
14　平川忠亮　5　
攻撃でも守備でも影響を及ぼすプレーはほぼ皆無。前半のみで交代。
22　阿部勇樹　5.5　
深い位置からのゲームメイクも、相手に脅威を与えるには至らず。
13　鈴木啓太　5　
時折、前に出て行き攻撃に厚みをもたらしたが連動性に乏しかった。
3　宇賀神友弥　5.5　
決定的なピンチを防ぐ働きも、警告２枚で退場。不完全燃焼だった。
8　柏木陽介　5.5　
スペースを探しながら動き回ったが思うような仕掛けを見せられず。
20　李 忠成　5.5　
トリッキーなパスで１アシストを記録もそれ以外はあまり目立たず。
［FW］
30　興梠慎三　6　
孤軍奮闘の２ゴール。しかし、後半はシュートを１本も打てず……。
［交代出場］
17　永田 充（DF）　5.5　
無難な出来に終始。最後の村上の突破は抑えることができなかった。
10　マルシオ・リシャルデス（MF）　5　
相手の組織的な守備を崩す手段を欠き、怖さはほとんどなかった。
7　梅崎 司（MF）　5　
攻撃の活性化のためになにをやるべきか。その意図が見えなかった。
［監督］
ペトロヴィッチ　5.5　
積極的なベンチワークも、ポジティブな変化を生み出せなかった。
 
［試合内容］
仙台が序盤に幸先良く２点をゲット。追いかける浦和は興梠の活躍で一旦は振り出しに戻したが、その後が続かず。仙台は赤嶺のゴールで突き放して、途中出場の村上が試合を決定付ける４点目を奪い、ホームチームが完勝した。