選手・監督 寸評／採点
※週刊サッカーダイジェスト11.4号（10月21日発売）より
 
【鳥栖】
［GK］
33　林 彰洋　6.5　
危険なシーンを未然に防ぎ、２試合連続の完封勝利に貢献した。
［DF］
15　丹羽竜平　6.5　
インターセプトで相手の攻撃の芽を摘み、積極的に攻撃へ参加した。
36　菊地直哉　6.5　
最終ラインを巧みに操舵し決勝点の起点となるフィードでも魅せた。
2　キム・ミンヒョク　6.5　
身体を寄せてシュートを打たせず、最後まで集中を切らさなかった。
13　安田理大　6　
対面の酒本の裏のスペースを巧みに突いて、クロスを供給し続けた。
［MF］
8　水沼宏太　6　
積極的な飛び出しを見せる。12分、70分の決定機は決めたかった。
28　高橋義希　6.5　
中盤での激しい競り合いを制し、機を見た攻め上がりも効いていた。
14　藤田直之　5.5　
左右への展開を意識してゲームメイク。しかし、効果は薄かった。
10　キム・ミヌ　6　
代表帰りも、広い視野と豊富な運動量を武器に、決勝点に絡んだ。
22　池田 圭　5.5　
パスコースを絞る守備で貢献した一方で、攻撃面では不完全燃焼。
［FW］
11　豊田陽平　7　
少ないチャンスも最後に決勝点を挙げ、エースの仕事を完遂した。
［交代出場］
25　早坂良太（MF）　5.5　
前線でボールに絡むがシュートは０本。見せ場を作り出せなかった。
9　播戸竜二（FW）　6.5　
ロスタイムに、決勝点をアシスト。チームに勢いをもたらす活躍。
29　谷口博之（MF）　−　
終了間際に相手FWのマーク役として登場。高さで存在感を示す。
［監督］
吉田 恵　6.5　
残り時間わずかな場面での選手起用が当たり、決勝点を呼び込んだ。
 
 
［C大阪］
［GK］
21　キム・ジンヒョン　6　
積極的に飛び出し、終始ゴールを守ったものの、最後で力尽きた。
［DF］
3　染谷悠太　5.5　
激しい守備を披露。が、失点シーンではボールに釣られゴールを許す。
14　丸橋祐介　5.5　
前線への正確なフィードはあったが決定機を生み出すことはできず。
17　酒本憲幸　5　
オーバーラップは少なかったが、裏を取られる場面が散見された。
23　山下達也　5　
気持ちを押し出した守備も、一方でマークが甘くなったりもした。
［MF］
2　扇原貴宏　5　
押し込まれる時間帯が長く、思うように攻撃のタクトを振るえず。
5　長谷川アーリアジャスール　5　
序盤と終盤にシュートを放つ。それ以外では消える時間が多かった。
18　平野甲斐　5　
動き出しが鈍く、周囲との連係を見せられないまま、カカウと交代。
25　キム・ソンジュン　6　
積極的な姿勢は良かった。フィニッシュの精度はもう少し上げていきたい。
［FW］
9　永井 龍　5　
ポストプレーは光る。しかし、結局は相手DFの脅威とはなれず。
20　杉本健勇　5.5　
決定機を外し、悔いの残る結果に。動き出しは、良いのだが……。
［交代出場］
33　カカウ（FW）　6　
途中出場で前線の基点となる。ノーゴールも調子自体は悪くない。
［監督］
大熊裕司　5　
単調な攻めに終始し、交代枠を使い切らない采配にも疑問が残る。
 
［試合内容］
序盤は一進一退の展開。だが、次第に鳥栖がピッチを広く使いながら、ペースを握る。後半に入ってもC大阪の単調な攻めを尻目に鳥栖がチャンスを作り出していくと、ロスタイムに見事な連係から豊田が決め、２連勝を飾った。