選手・監督 寸評／採点
※週刊サッカーダイジェスト10.21号（10月７日発売）より
 
【鳥栖】
［GK］
33　林 彰洋　7　
決定機を防ぎ、最後尾からチームを鼓舞。コーチングも見事だった。
［DF］
15　丹羽竜平　6.5　
特筆すべきは38分のゴールライン上でのクリア。勝利を呼び込んだ。
36　菊地直哉　6.5　
最終ラインからの組み立てとカバーリングが秀逸。攻守に渡り貢献。
2　キム・ミンヒョク　7　
アジア大会の決勝から中２日での強行出場ながら、守備に綻びなし。
13　安田理大　6　
攻め上がりで攻撃にアクセントをつけるも、決定的な仕事はできず。
［MF］
8　水沼宏太　6.5　
カウンターから長い距離を走り、高精度のクロスでアシストを記録。
28　高橋義希　6.5　
セカンドボールを拾って攻撃のスイッチを入れ、自らもゴール前へ。
14　藤田直之　6　
中盤で身体を張ってピンチの芽を摘む。左右への展開も効いていた。
10　キム・ミヌ　6.5　
積極的にボールに絡み、相手を切り崩す鋭い仕掛けを何度も試みた。
22　池田 圭　6.5　
攻撃ではさほど目立たずも、相手にプレスをかけ続ける献身性は光った。
［FW］
11　豊田陽平　7　
得意のヘッドで決勝点。最後までボールを追い続ける“らしさ”も。
［交代出場］
25　早坂良太（MF）　6　
精力的にボールを受けに走ったが、効果的なアクションは少ないか。
4　小林久晃（DF）　－　
終盤に５バックの中央に入る。冷静な守備で逃げ切りに貢献した。
29　谷口博之（DF）　－　
終了間際に相手FWのマークを担当。高さで存在感を示していた。
［監督］
吉田　恵　6.5　
相手のボールの収めどころを潰し、終始ペースを握って連敗ストップ。
 
【横浜】
［GK］
1　榎本哲也　6　
１失点したものの、積極的な飛び出しは健在。何度か窮地を救った。
［DF］
24　奈良輪雄太　5.5　
後半は果敢な攻撃参加を披露したが、前半は物足りない出来だった。
22　中澤佑二　6　
対人の強さを発揮した反面、カウンターの対応に脆さも垣間見せた。
15　ファビオ　6　
縦へのボールを幾度となくカット。一方でフィードに問題を抱える。
23　下平 匠　5.5　
積極的に上がるも、あまりボールがもらえず見せ場を作れなかった。
［MF］
26　三門雄大　5　
試合の流れに乗り遅れて、中盤で大きなスペースを与えてしまった。
27　富澤清太郎　5　
守備では身体を張るが、問題は攻撃面。前線に有効なパスが出せず。
25　藤本淳吾　5.5　
前半はよくボールを引き出したが、ロングパス主体の後半は消える。
20　佐藤優平　6　
意外性のあるプレーで相手DFに挑む。決定機を決めていれば……。
7　兵藤慎剛　5.5　
２列目からの飛び出しは目をみはったが、シュート１本は不満が残る。
［FW］
16　伊藤 翔　5.5　
積極的にシュートを放つも、前線の基点にはなれず孤立する場面も。
［交代出場］
28　喜田拓也（MF）　5.5　
後半開始から投入。中盤からの縦パスを期待されたが、不完全燃焼。
19　藤田祥史（FW）　5.5　
交代直後に決定機を迎えるも決められず。その後はほぼ見せ場なし。
9　矢島卓郎（FW）　－　
ロングボールのターゲットに。前線で身体を張るも、結果は出せず。
［監督］
樋口靖洋　5　
最後まで中盤でリズムを作れず、結局はロングボールに頼ることに。
 
［試合内容］
序盤から鳥栖が激しくプレッシングに行き、横浜に圧力をかける。横浜は中盤でボールを受けきれずロングフィードを多用。カウンターで鳥栖が先制した後も流れは変わらず、終始鳥栖のペースのまま試合終了のホイッスルが鳴った。