選手・監督 寸評／採点
※週刊サッカーダイジェスト10.21号（10月７日発売）より
 
【新潟】
［GK］
21　守田達弥　6　
序盤のピンチをきっちり止めて貢献。安定感のあるプレーを見せた。
［DF］
27　松原 健　6.5　
守備はもちろん、機動力を活かした上がりで攻撃をサポートした。
3　大井健太郎　6.5　
最終ラインを上手くコントロール。川崎に付け入る隙をほぼ与えず。
2　大野和成　6.5　
川崎の２列目からの飛び出しに対して、的確な判断でケアし続けた。
25　小泉 慶　6　
本職ではないSBをそつなくこなす。１対１の局面で強さを見せた。
［MF］
8　レオ・シルバ　7　
群を抜くボール奪取力。攻守の基軸となり最後まで川崎を苦しめた。
6　小林裕紀　6.5　
シュート０に終わったが、L・シルバとともに中盤を落ち着かせる。
23　山本康裕　7　
開いた位置から中に絞って攻撃に関与。２点目の強烈ミドルは見事。
10　田中亜土夢　6.5　
２列目から最前線に飛び出し、攻撃に厚みを加える。守備でも奮闘。
［FW］
32　ラファエル・シルバ　7　
１ゴールの攻撃面よりも、献身的な守備でチームの勝利に貢献した。
30　指宿洋史　6.5　
最前線で潰れ役となり、攻撃の基点として機能。脅威となっていた。
［交代出場］
24　川口尚紀（DF）　－　
攻撃意識が強く、果敢にシュートも放つ。無難に試合を終わらせた。
16　岡本英也（FW）　－　
高い位置を取りながら川崎の左サイドに蓋をし、機を見て攻撃参加。
28　鈴木武蔵（FW）　－　
猛烈な飛び出しで最終ラインの裏を狙い続け、相手に圧力をかけた。
［監督］
柳下正明　7　
攻守のバランスが取れた戦いを実現。川崎に攻撃の形を作らせず。
 
【川崎】
［GK］
21　西部洋平　5.5　
意図あるパンチでカウンターを狙う頭脳プレー。ただ屈辱の３失点。
［DF］
3　田中裕介　5.5　
豊富なスタミナで攻守に奔走。ミスは少なかったが、前半で退いた。
5　ジェシ　5　
パス精度は及第点ながら、強さを誇る１対１で競り負けるシーンも。
4　井川祐輔　5.5　
攻撃を紙一重のところで防いでいたが結局大敗。終盤に足が止まる。
8　小宮山尊信　5.5　
惜しいミドルシュートを放つ。崩しの局面にあまり絡めなかった。
［MF］
15　谷口彰悟　5　
大島とともに良い距離感で動くもミス多発。後半はSBでプレー。
16　大島僚太　5.5　
ボールを落ち着かせて基点となる。縦パスを供給するも精度が低い。
14　中村憲剛　5.5　
要所で起点となるプレーを披露も、キラーパスのシーンは限られた。
19　森谷賢太郎　4.5　
気持ちが空回りしたのかミスが目立ち、攻撃面でブレーキになった。
［FW］
11小林 悠　5　
代表招集も納得の質の高い動きは見せたが、チャンスで精度を欠く。
13　大久保嘉人　4.5　
序盤こそよく動いていたが、徐々に運動量が低下。この日は不発。
［交代出場］
23　登里享平（DF）　5　
FKでの頭脳プレーで決定機を迎えただけに、そこで決めたかった。
9　森島康仁（FW）　5　
がむしゃらに攻撃に絡むが、大事な局面でパスを収めきれなかった。
［監督］
風間八宏　5　
激しく、素早く寄せてくる相手との対戦で、再び課題が浮上した。
 
［試合内容］
激しい守備で主導権を握った新潟が立ち上がりからチャンスを作り出し、38分にはL・シルバのFKで先制。何度か川崎に崩されたが守田の好守で凌ぐと、後半には山本、R・シルバが追加点を奪い、攻守両面で新潟が圧倒した。