選手・監督 寸評／採点
※週刊サッカーダイジェスト10.21号（10月７日発売）より
 
【清水】
［GK］
1　櫛引政敏　6　
ビッグセーブを見せる場面はなかったが、雨のなかミスなくプレー。
［DF］
17　河井陽介　6.5　
右SBとして攻守にそつのない働きを見せ、球際でも果敢に戦った。
19　ヤコヴィッチ　6　
復帰戦で多少のミスもあったが、久しぶりの４バックを安定させた。
3　平岡康裕　6.5　
ハイボールに競り勝ち、裏への対応も問題なし。価値ある追加点も奪取。
28　吉田 豊　6　
後半は酒本の攻め上がりに苦しんだが、攻撃にも絡み要所を締めた。
［MF］
7　本田拓也　7　
球際で素晴らしいファイトを見せて、キープ力とパスも光っていた。
10　大前元紀　6　
精力的に動き回ってチームのリズムを作り、チャンスメイクも披露。
16　六平光成　6.5　
２列目で出場。前からの守備やオーバーラップなどでハードワーク。
8　石毛秀樹　7　
ゴールを狙う強い意識が６試合ぶりの先制点を生む。攻守に大健闘。
11　高木俊幸　6　
決定力は課題だが、アグレッシブに幅広く動き、攻撃陣を牽引した。
［FW］
18　ノヴァコヴィッチ　6.5　
決定機は外したが、前線でボールをよく収め、攻撃を活性化させた。
［交代出場］
22　村田和哉（MF）　6.5　
貪欲にゴールを狙い、カウンターから３点目を決めて古巣に恩返し。
34　水谷拓磨（MF）　－　
豊富な運動量で完封に貢献したが、初得点のチャンスは決めきれず。
24　高木純平（MF）　－　
ファーストプレーで見事な突破を見せ、短時間ながら持ち味を発揮。
［監督］
大榎克己　6.5　
システム変更が当たって前からの守備が機能し、終始主導権を掌握。
 
【C大阪】
［GK］
21　キム・ジンヒョン　5.5　
安定したセービングを続けていたが、痛恨のミスで２失点目を献上。
［DF］
4　藤本康太　5.5　
ノヴァコヴィッチに手を焼く。CKからのヘッドも決めきれず……。
7　新井場徹　5.5　
４月以来の先発で、攻守ともに後手に回る場面が多く精彩を欠いた。
17　酒本憲幸　6　
後半は積極的に攻撃へと参加し、数多くのチャンスを演出していた。
23　山下達也　5.5　
相手CFのポストプレーを抑えきれず、最終ラインも下がり気味に。
［MF］
2　扇原貴宏　5.5　
位置取りが低くセカンドボールを拾えずに、相手に主導権を渡した。
25　キム・ソンジュン　5.5　
効果的な攻撃参加もあったが、扇原と同様セカンドボールを拾えず。
9　永井 龍　6　
チャンスは逃すも、粘り強いドリブルと神出鬼没の動き出しは光る。
11　楠神順平　5　
試合の流れに乗り切れず、58分に危険なタックルで一発退場となる。
［FW］
20　杉本健勇　6　
後半は右サイドでよく基点を作ったが、最後の精度を欠いて無得点。
33　カカウ　5.5　
前線で孤立して単独での突破も不発。14分の決定機逸は悔やまれる。
［交代出場］
10　フォルラン（FW）　5.5　
わずかなスキから２本のシュートを放つも、脅威にはなれなかった。
［監督］
大熊裕司　5.5　
試合の入り方を徹底できず。修正を試みたが退場でプランが崩れた。
 
［試合内容］
開始８分に石毛のシュートが決まった後も、清水が球際の競り合いで上回って主導権を握り続ける。58分に楠神が退場すると、セットプレーとカウンターで追加点を決めて３-０。８試合ぶりの勝利で16位に。C大阪は17位に転落。