選手・監督 寸評／採点
※週刊サッカーダイジェスト9.30号（９月17日発売）より
 
【新潟】
［GK］
21　守田達弥　６　
難しいピッチ状況で最終ラインの背後のスペースを確実にケアした。
［DF］
27　松原健　5.5　
推進力を発揮したい場面で度々バックパスを選択し、攻撃を減速。
４　舞行龍ジェームズ　６　
カバーリングが乱れるところもあったが、赤嶺への粘りの対応が光る。
３　大井健太郎　６　
後半に振り出した豪雨のなかでもラインを的確にコントロールし続けた。
２　大野和成　６　
クロスに加え、思い切ったミドルシュートと積極的に攻撃参加した。
［MF］
８　レオ・シルバ　７　
ボール奪取、豪雨を考慮したゲームメイク、千金弾と奮迅の働き。
６　小林裕紀　6.5　
セカンドボールを拾って配球すべく90分間、驚くべき運動量を見せる。
23　山本康裕　6.5　
前半は成岡の交代、後半は豪雨に苦しむチームをパスで整えた。
10　田中亜土夢　６　
冷静に状況判断しつつハードワーク。Ｌ・シルバとの連係は良好。
［FW］
18　成岡翔　―　
開始早々のボールの奪い合いで右足を負傷。無念の途中交代。
30　指宿洋史　6.5　
ターゲットとして前線に君臨。ボールを収めてチャンスにつなげた。
［交代出場］
９　田中達也（FW）　６　
急きょ出場もビルドアップで献身的に奔走。バイタルを攻略した。
16　岡本英也（FW）　６　
ボールに触る回数は少なかったが、自陣に戻っての懸命の守備を披露。
25　小泉慶（MF）　―　
食いつきすぎでかわされる場面もあったが、球際の厳しさは発揮。
［監督］
柳下正明　6.5　
前にボールを運ぶ意識を徹底。成岡の負傷や豪雨に動じぬ試合運び。
 
 
 
【仙台】
［GK］
21　関憲太郎　6.5　
豪雨の後半に再三の好セーブでチームを支えたが、報われなかった。
［DF］
25　菅井直樹　5.5　
前半フリーで狙ったシュートが決まっていれば、流れも変わったか。
２　鎌田次郎　5.5　
ボールを収めた指宿の対応に苦戦。潰しきれずに後手に回っていた。
29　上本大海　５　
後半、要所でラインを上げることができず。新潟に押し込まれた。
５　石川直樹　5.5　
後半は攻め上がりが減り、ロングボールが増え攻撃を活性化できず。
［MF］
17　富田晋伍　5.5　
懸命にゲームコントロールを試みたが、周囲のスペースを使われた。
27　武井択也　５　
ハードワークという特性をインサイドハーフで発揮できずに終わる。
10　梁勇基　５　
ボールを持てば巧さを見せたが、ゲームを決める力はなかった。
［FW］
11　太田吉彰　5.5　
前後半に一度ずつカウンターから決定機を迎えたがモノにできず。
24　赤嶺真吾　５　
ロングボールのターゲットとして身体を張るも、サポートなく孤立。
19　武藤雄樹　5.5
前半は突破も見せたが、豪雨の後半はボールを運べず存在感が薄れた。
［交代出場］
８　野沢拓也（MF）　―　
流れのなかでもセットプレーでも効果的に試合に絡めなかった。
３　渡辺広大（DF）　―　
パワープレーで投入され、決定的なヘディングもあったが決められず。
15　鈴木規郎（DF）　―　
プレー時間が短いなかでも期待されたセットプレーで決定機を演出。
［監督］
渡邉晋　５　
新潟の２ボランチ対策の意味もあって用いた４-３-３は不発に。
 
［試合内容］
成岡が負傷交代したため新潟はペースをつかむのに時間を要したが、徐々に仙台のアンカー脇のスペースを使い始める。後半、豪雨になった難しいコンディションも苦にせず前に仕掛け、セットプレーを活かし連敗を２で止めた。