選手・監督 寸評／採点
※週刊サッカーダイジェスト9.16号（９月２日発売）より
 
［GK］
21 関憲太郎　5.5　
CKから決められたふたつの失点のうち、どちらかは止めたかった。
［DF］
25 菅井直樹　5.5　
チームを勢いづかせる同点ゴールをゲット。後半はやや失速したか。
2 鎌田次郎　5.5　
身体を張ってピンチを防ぐ。フィードやミドルの精度を上げたい。
29 上本大海　5.5　
球際の勝負で強さを見せたものの、全体的には安定感を欠いた印象。
5 石川直樹　6　
的確なカバーリングを披露。攻撃面でも上手くボールを引き出す。
［MF］
11 太田吉彰　6　
菅井の同点弾をアシスト。精力的に動き回って、攻守に奮闘した。
17 富田晋伍　5.5　
中盤の攻防で劣勢を強いられる。プレスバックでは持ち味を発揮。
6 角田誠　5.5　
最初の失点では栗原を止められず。中村とは激しいマッチアップ。
10 梁勇基　5.5　
ゴールへの意識は十分に感じられたが、二度の１対１を決められず。
［FW］
19 武藤雄樹　5.5　
前を向いてボールを持てば迫力あり。73分の決定機は決めたかった。
18 ウイルソン　5　
思うようにボールを収められず、前線の基点としては不十分な出来。
［交代出場］
MF 8 野沢拓也　5　
ヒールパスで見せ場を作ったが、それ以外は目立った活躍はなし。
FW 24 赤嶺真吾　5　
相性の良い相手にシュートゼロ。期待された仕事をこなせなかった。
FW 13 柳沢敦　-　
効果的なボールがほとんど入ってこず、周囲との連係も合わなかった。
［監督］
渡邉晋　5.5
積極的なベンチワークで逆転を狙うも、最後のひと押しが足りず。
 
［横浜］
［GK］
1 榎本哲也　6　
クロスの対応を誤り失点を招くも、ビッグセーブ連発で勝利に導く。
［DF］
13 小林祐三　6　
優れた判断で攻撃に顔を出し、高い位置での守備でも頼りになった。
4 栗原勇蔵　7　
ほぼノーミスの仕事ぶり。空中戦の強さを、攻守にいかんなく発揮。
22 中澤佑二　6.5　
冷静な対応は経験のなせる業。相手の２トップを抑え込んでみせた。
23 下平匠　6.5　
横浜での初ゴールは貴重な決勝弾に。前半にも惜しい一撃を放つ。
［MF］
8 中町公祐　6.5　
前節に続くハイパフォーマンス。幅広く動いて、パスを散らした。
6 小椋祥平　6　
鋭い出足が光る。中町とのバランスも良く、中盤の守備力を高めた。
25 藤本淳吾　5.5　
悪くはないが、ゴール前での怖さを欠く。72分のヘッドも決まらず。
10 中村俊輔　6.5　
正確なCKで２アシスト。非凡なアイデアと力強さで攻撃を牽引。
7 兵藤慎剛　6　
労を厭わない献身的なプレーで周囲を活かすなど、存在感を示す。
［FW］
16 伊藤翔　6　
２列目の攻撃参加を促す１タッチプレー。精力的なプレスでも貢献。
［交代出場］
FW 19 藤田祥史　6　
相手のミスをついてシュートに持ち込むも間一髪でブロックされる。
MF 24 奈良輪雄太　-　
左MFで途中出場。自慢のスタミナを武器に、左サイドを疾走した。
MF 17 端戸仁　-　
プレータイムは限られていたが、最後まで全力を尽くす姿勢を貫く。
［監督］
樋口靖洋　6　
齋藤、ラフィーニャを欠くなか、手堅い采配で今季２度目の３連勝。
 
［試合内容］
18分に中村のCKを栗原がヘッドで叩き込んで横浜が先制も、前半のうちに菅井のゴールで仙台が追いつく。後半はともに決定機を作りながら決めきれずにいたが、終了間際に再び中村のCKを下平が決め横浜が勝利を掴んだ。