鳥栖対清水
選手・監督 寸評/採点
※週刊サッカーダイジェスト9.16号(9月2日発売)より
[鳥栖]
[GK]
33 林彰洋 6
決定機を防ぐなど存在感は見せたものの、2失点と悔しい結果に。
[DF]
15 丹羽竜平 5.5
前半から積極的に高い位置を取り続けるも試合終盤に無念の交代。
36 菊地直哉 6
マークを外し、失点を許す。しかし、終盤に同点ゴールをアシスト。
5 坂井達弥 6
気持ちのこもったプレーと対人の強さを披露。フィードには課題が。
13 安田理大 5.5
幾度となくオーバーラップを見せたが、決定的な仕事には至らず。
[MF]
8 水沼宏太 6
相手のミスからとはいえ先制ゴールとなる見事なシュートを決めた。
28 高橋義希 5.5
交代出場の選手への対応が遅れ中盤で苦しい展開を余儀なくされた。
14 藤田直之 5.5
サイドへの展開力は良かった。前線への縦パスがもう少し欲しかった。
10 キム・ミヌ 6
試合を通してサイドで優位に立ち、効果的なクロスを入れ続けた。
22 池田圭 5.5
前半に惜しいシュートを放つも、得点という結果は残せなかった。
[FW]
11 豊田陽平 5.5
守備でチームを助ける。だが決定機を活かせずこれで5試合無得点。
[交代出場]
MF 25 早坂良太 6
前へ仕掛け続け、終了間際に同点ゴールを挙げてドローに持ち込む。
MF 35 金井貢史 5.5
1-1の局面で出場。攻守で流れに乗り切れず、大前に得点を許す。
DF 2 キム・ミンヒョク -
試合終了間際、3バックの一角として、空中戦で強さを発揮した。
[監督]
吉田恵 5.5
清水の交代策に対し十分な対応が取れず、試合の主導権を握られた。
[清水]
[GK]
1 櫛引政敏 5.5
前半の好セーブは見事。90+3分に早坂に決められたゴールは痛恨。
[DF]
19 ヤコヴィッチ 5.5
慣れない3バックでプレーし、終盤には息切れしてしまった。
3 平岡康裕 6
自慢のリーダーシップで最後まで最終ラインを統率し、高く保った。
25 三浦弦太 5.5
左ストッパーでJリーグ初先発。裏を取られる場面が見受けられた。
[MF]
28 吉田豊 5.5
当たりの強さで相手を封じる。前に出る意識が少々、薄かったか。
7 本田拓也 5.5
攻撃面では果敢に得点を狙う。一方守備では後手に回るシーンも。
16 六平光成 5.5
鳥栖の攻撃の芽を摘み切れず、中盤で相手に自由を与えてしまった。
8 石毛秀樹 6
攻守によく顔を出す。できれば得点につながるプレーを見たかった。
[FW]
10 大前元紀 6.5
1ゴール・1アシストと獅子奮迅の活躍で、チームを引っ張った。
11 高木俊幸 5.5
スピードを活かしボールを引き出したもののシュート1本は寂しい。
18 ノヴァコヴィッチ 6
81分の得点で、パスミスで鳥栖にゴールを与えた失点を帳消しに。
[交代出場]
DF 34 水谷拓磨 6
リーグ初出場を果たし、チームに流れを引き寄せた。アシストも記録。
FW 22 村田和哉 5.5
交代直後から前線を幅広く動き回り、相手最終ラインを攪乱した。
MF 13 金子翔太 6
短い出場時間にもかかわらず、鳥栖の守備を崩すプレーを披露した。
[監督]
大榎克己 6.5
システム変更と若手の積極的起用で一時は逆転に成功した点は評価。
[試合内容]
鳥栖は前半、清水の最終ラインの裏を効果的に狙い、試合を優位に進める。56分には水沼が決めて先制。だがその後は清水の交代策に後手に回り、逆転を許す。終了間際に早坂のゴールでなんとか追いつくも多くの課題が残った。