戦力アップで、3連覇を狙う
日本で唯一の週刊サッカー専門誌、『週刊サッカーダイジェスト』の編集部が、2014シーズンのJ1を見通す。
ワールドカップイヤーの2014年は、はたしてどんなシーズンになるのか――。
週刊サッカーダイジェストの記者に聞いたのは、各担当クラブの展望。サンフレッチェ広島を占うのは、原山裕平記者だ。
Q1
オフの採点。補強を含めた開幕までの準備は、100点満点で何点?
A1
95点。
守護神西川が抜けるも実力者の林を獲得し、ダメージはなし。その他のポジションにも甲府から柏、徳島から柴崎と即戦力を迎え入れ、選手層は優勝した昨季以上に。キャンプでは若手の台頭もありポジション争いが活性化。スーパーカップでは、昨季勝てなかった横浜に完勝を収めた。唯一の不安は、柏が負傷し、開幕に間に合うかどうか。
Q2
昨シーズンからの最も大きな変化は?
A2
森保体制3年目で継続路線は変わらず。戦術は熟成されており、大きな変化は見られない。ただ守備戦術がリトリートに偏っていたが、ハイプレスの頻度を高め、前からボールを奪う狙いも実戦。スーパーカップの横浜戦では上手く機能していた。
Q3
今シーズンのチームの最大の売り(強み)は?
A3
堅守と前線のトライアングル。GKと最終ラインはいずれも代表クラスのタレントで、昨季も最少失点を記録。現役時代に守備の達人と言われた森保監督の指導の下、年々、堅守に磨きがかかっている。1トップ佐藤と、石原、髙萩の2シャドーが形成する攻撃の機能美も広島の特長で、ここに浅野、野津田と若手が絡んでくれば、その威力はさらに増す。
Q4
今シーズンのチームで最も懸念される弱みは?
A4
昨季も先制すれば負けないが、先に点を失うと、跳ね返せなかった。王者に対するマークはさらに厳しくなることが予想され、なかなか自分たちの良さを打ち出せなくなるようだと厳しくなる。流れを変えられるジョーカー的な存在の台頭が望まれる。
Q5
戦術上のキーマンは?
A5
森﨑和幸|MF
守備的ボランチとして、リスクマネジメントをこなすタレント。最終ラインの設定を高くする狙いを持つ今季は、よりその存在感が際立ちそうだ。
ワールドカップイヤーの2014年は、はたしてどんなシーズンになるのか――。
週刊サッカーダイジェストの記者に聞いたのは、各担当クラブの展望。サンフレッチェ広島を占うのは、原山裕平記者だ。
Q1
オフの採点。補強を含めた開幕までの準備は、100点満点で何点?
A1
95点。
守護神西川が抜けるも実力者の林を獲得し、ダメージはなし。その他のポジションにも甲府から柏、徳島から柴崎と即戦力を迎え入れ、選手層は優勝した昨季以上に。キャンプでは若手の台頭もありポジション争いが活性化。スーパーカップでは、昨季勝てなかった横浜に完勝を収めた。唯一の不安は、柏が負傷し、開幕に間に合うかどうか。
Q2
昨シーズンからの最も大きな変化は?
A2
森保体制3年目で継続路線は変わらず。戦術は熟成されており、大きな変化は見られない。ただ守備戦術がリトリートに偏っていたが、ハイプレスの頻度を高め、前からボールを奪う狙いも実戦。スーパーカップの横浜戦では上手く機能していた。
Q3
今シーズンのチームの最大の売り(強み)は?
A3
堅守と前線のトライアングル。GKと最終ラインはいずれも代表クラスのタレントで、昨季も最少失点を記録。現役時代に守備の達人と言われた森保監督の指導の下、年々、堅守に磨きがかかっている。1トップ佐藤と、石原、髙萩の2シャドーが形成する攻撃の機能美も広島の特長で、ここに浅野、野津田と若手が絡んでくれば、その威力はさらに増す。
Q4
今シーズンのチームで最も懸念される弱みは?
A4
昨季も先制すれば負けないが、先に点を失うと、跳ね返せなかった。王者に対するマークはさらに厳しくなることが予想され、なかなか自分たちの良さを打ち出せなくなるようだと厳しくなる。流れを変えられるジョーカー的な存在の台頭が望まれる。
Q5
戦術上のキーマンは?
A5
森﨑和幸|MF
守備的ボランチとして、リスクマネジメントをこなすタレント。最終ラインの設定を高くする狙いを持つ今季は、よりその存在感が際立ちそうだ。