青森山田出身のルーキーが豪快な一撃を叩き込み、チームを勝利に導いた。

　４月18日、ルヴァンカップ・グループステージ４節の長崎戦に先発した郷家友太は、１－１で迎えた後半アディショナルタイム。左サイドから安井拓也がＦＫをゴール前に入れると、このボールに反応する。完璧なタイミングでジャンプし、豪快なヘディングシュートをネットに突き刺した。

　終了間際の劇的な逆転弾が郷家にとってプロ初ゴール。決まった瞬間に喜びを爆発させ、チームメイトからも手荒い祝福を受けた。この一撃をサポーターも大絶賛。ツイッター上でも「ナイスゴール郷家選手！！」といった投稿が見られた。

　郷家は今季、青森山田高から神戸に加入。身体能力の高さと卓越した戦術眼に定評があり、高校時代から183センチの体躯を生かした対空戦の強さでゴールを量産してきたアタッカーだ。すでにリーグ戦でもデビューを飾っており、４節のＣ大阪戦から４試合連続で先発出場している。日増しに存在感を高めていた中で、今回はきっちりと結果を残して見せた。

　ルーキーらしからぬ活躍を見せている郷家。次はリーグ戦初ゴールが待たれるところだ。