破談後も好調を維持するコウチーニョへの興味は薄れず。
今夏の移籍市場でパリ・サンジェルマンにネイマールを引き抜かれたバルサは、コウチーニョの獲得に力を注いだ。選手当人も移籍を志願したこともあり、バルサはリバプールに複数回に渡ってオファーを提示。ドルトムントから獲得したウスマンヌ・デンベレの移籍金(1億500万ユーロ=約136億5000万円)を上回る額を支払う姿勢を示したが、放出を拒むリバプールを納得させられず、取引は破談に終わった。
交渉がまとまらず、一時は落胆したことが報じられたコウチーニョだったが、指揮官のユルゲン・クロップの励ましもあり、すでに気持ちを切り替えている。9月にはブラジル・メディアのインタビューで、「リバプールの成功に貢献したい」と意気込んだ。
実際にコウチーニョは、公式戦未出場となった8月とは一転し、9月のチャンピオンズ・リーグ(セビージャ戦)で復帰を果たすと、その後もプレミアリーグで3試合連続出場。直近の2試合では連続で得点を挙げるなど、改めてその存在感を見せつけている。
しかし、コウチーニョが活躍を続けるほど、バルサの獲得欲は高まり、その興味はより熱を帯びてきている。スペイン紙『マルカ』は、グラウCEOが11日の会見で、「1月にコウチーニョや他の選手とサインする準備がある」と明かしたことを紹介している。
バルサはこの日、2016-17シーズンの決算で7億800万ユーロ(約920億4000万円)の収益を上げたと発表。さらに17-18シーズンは過去最高となる8億9700万ユーロ(約1166億1000万円)の収益を目指すと明らかにした。
リバプールは今夏の交渉において、2億ユーロ(約260億円)を求めたとも言われているが、バルサはそれだけの大金を出してでもコウチーニョの獲得を目指すのだろうか。冬のメルカートに注目したい。
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