• トップ
  • ニュース一覧
  • 「まるでW杯を制したかのようにプレーオフ進出を祝っている」かつて“FIFAランク5位の強豪”が自業自得の危機。現地紙が批判「チームの一体感を壊した」【W杯予選】

「まるでW杯を制したかのようにプレーオフ進出を祝っている」かつて“FIFAランク5位の強豪”が自業自得の危機。現地紙が批判「チームの一体感を壊した」【W杯予選】

カテゴリ:国際大会

サッカーダイジェストWeb編集部

2025年10月24日

「真剣な改革よりも人気取りを優先」

アフリカ予選で首位通過を果たせなかったナイジェリア。(C)Getty Images

画像を見る

 かつてFIFAランキング5位にまで上り詰めたアフリカの強豪が厳しい現実に直面している。2026年W杯アフリカ予選で、スーパーイーグルスことナイジェリア代表はグループCの2位に止まり、首位突破を逃した。この結果を受け、ナイジェリアの有力紙『The Guardian』は「これからが真の勝負だ」と強い警鐘を鳴らしている。

 同紙は「ナイジェリアは、まるでワールドカップを制したかのようにプレーオフ進出を祝っている」と皮肉を込めて批判。今予選でアウトサイダーのレソトやジンバブエに苦戦する現状を「自業自得」とし、チームと協会の慢心、そして準備不足を痛烈に指摘した。

 記事はまた、政府が危機感を抱かず、スポーツの成功を政治的宣伝や金銭配布に利用している点も問題視。「真剣な改革よりも人気取りを優先している」と記す。さらに、選手の特権意識と緩みを挙げ、「一部の常連選手が実力に関係なく招集されることで競争が失われ、チームの一体感を壊した」と分析している。
 
 過去“ワールドカップの常連”とのイメージもあったナイジェリアが近年は一貫性を欠き、アフリカ内でも競争力を落とす事態に陥っているのが現状だ。『The Guardian』は最後にこう締めくくっている。

「才能は十分だが、安定性と規律を欠く姿勢が悲劇を招いてきた。プレーオフ進出を喜ぶのではなく、ここからの戦いこそが真の勝負である」

 ナイジェリアにとって今回のプレーオフは、失われた威厳を取り戻す戦いでもある。

構成●サッカーダイジェストWEB編集部

【画像】日本は何位? 最新FIFAランキングTOP20か国を一挙紹介!2位と3位が変動、トップ10に返り咲いた強豪国は?

【記事】「日本はとんでもないチームだ」「本当に強い」マンUのブラジル代表FW、大逆転負けを喫した森保ジャパンに脱帽!“特に危険だった選手”は?「素晴らしいプレーをしていた」
 
【記事】「もう天才認定」「未来の代表ワントップ」20歳の日本人大型FWが欧州で今季3点目!劇的決勝弾に驚嘆の声!「やっぱすげーや」
【関連記事】
「厳しすぎる」「心配だ」元セリエA得点王を擁する“アフリカ2位”がまさかの予選敗退危機で母国戦慄!首の皮一枚でPO進出も…過酷な道のりに嘆き「愚かにも過去の成績だけで首位通過できると…」【W杯予選】
【画像】日本は何位? 最新FIFAランキングTOP20か国を一挙紹介!2位と3位が変動、トップ10に返り咲いた強豪国は?
【画像】長澤まさみ、広瀬すず、今田美桜らを抑えての1位は? サカダイ選手名鑑で集計!「Jリーガーが好きな女性タレントランキング」TOP20を一挙紹介
“アジアより過酷か”アフリカ最終決戦。ナイジェリア、カメルーン…「ラスト1枠」を懸けた死闘へ【W杯予選】
「韮崎高校でオール5でしょ」元チームメイトが明かす中田英寿の凄さ。ただ、彼の強パスを巡って「チーム内でバチバチ言い合いになった」意外な真実も

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2025年11月号
    10月10日(金)発売
    [特集]
    注目クラブを総力特集
    V・ファーレン長崎徹底読本
    創設20周年でクラブ史に刻む大航海へ
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 2025年11月6日号
    10月16日(木)発売
    [特集]
    ARSENAL 栄光へのシナリオ
    アルテタ体制「最高戦力」で悲願のプレミアリーグ制覇へ
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ