現地４月16日に行なわれたチャンピオンズリーグ（CL）準々決勝の第２レグで、昨季王者のレアル・マドリーはアーセナルとホームで対戦。敵地での第１レグを０－３で落としていたなか、この試合も１－２に終わり、アグリゲートスコア１－５で敗れた。

　この一戦で物議を醸しているのが、マドリーのCBアントニオ・リュディガーの行為だ。アーセナルの18歳DFマイルズ・ルイス＝スケリーと競り合った後、股間あたりを踏みつけたのだ。

　英紙『EXPRESS』は、「アーセナルのファンは、アントニオ・リュディガーがマイルズ・ルイス＝スケリーを踏みつけたにもかかわらず、レッドカードを免れたことに激怒している」と報じている。

「この事件で、ドイツ人DFリュディガーは若手有望株のルイス＝スケリーと全力疾走で競り合い、地面に倒れ込んだ。リュディガーのスパイクがルイス＝スケリーの股間に痛ましいほどに当たり、苦痛に顔をしかめた。この行為は一見不注意によるものだったようだが、アーセナルのサポーターの多くは、悪意があったとし、レッドカードに値すると主張した」
【画像】マドリーDFが股間を踏みつけた決定的瞬間＆アーセナル18歳の反撃投稿

　 同紙によれば、SNS上では次のようなコメントが上っているという。

「リュディガーがMLSを踏みつけたのにカードをもらわなかったなんて信じられない」
「踏みつけても、審判はプレーを続行している」
「踏みつけたら、どんな試合でもレッドカードだろ」
「リュディガーがまだ試合に出ているのはなぜだ？ あの踏みつけは故意で、レッドカードになるべきだ」
「リュディガーは汚い。ルイス・スケリーにあんな踏みつけをしておいて、どうして罰せられないんだ」
「あれはリュディガーがスケリーを踏みつけたものだ。馬鹿げている！わざとやったんだ」

　被害者となったルイス＝スケリーは試合後、自身のインスタグラムに、踏みつけられた瞬間と、スマートフォンを見ながら笑っている自身の写真を投稿。『Daily Mail』紙は「アーセナルのスターは、事件後にソーシャルメディアでリュディガーを揶揄した」と報じている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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