同校対決となった決勝はBチームが激闘を制す

見事に優勝を果たした横浜創英Bチーム。 (C)SOCCER DIGEST/Kenji TANAKA

決勝は同点のままPK戦に突入。サドンデスでようやく決着がつき、横浜創英Bが同校対決を制することに。(C)SOCCER DIGEST/Kenji TANAKA
4月2日(木)神奈川県横浜市のマリノスタウンにて、アディダス ジャパンによるU-16のプレーヤーを対象とした、5対5の試合形式による『adidas UEFA Young Champions 2015』関東大会が行なわれた。
「憎まれるほど強くなれ。」というテーマのもと、鹿島学園や成立学園など全国から強豪校が集まった同大会。チームとしての優勝以外に、MVPに選ばれた4選手は今年のUEFAチャンピオンズリーグ決勝戦が行なわれるドイツ・ベルリンにて、ドイツ・アメリカ・ブラジル・日本の4か国が参加する世界大会に、日本代表選手として出場することができる。
MVP選考担当として招かれたセルジオ越後氏も、「ハリルホジッチ監督が求めるような激しい球際の戦いや迫力のあるシーンがあった」と総括するほどに、ハイレベルな試合が数多く繰り広げられた。
そして、激闘を勝ち抜き決勝戦にたどり着いたのは、佐野日大とのPK戦を制した横浜創英Aと、水戸桜ノ牧に押し込まれながらもチャンスをものにした横浜創英Bによる同校対決となった。
序盤はチームメイトに対する遠慮が見られたものの、中盤以降はチーム優勝、大会MVPを目指し激しくぶつかりあい、1-1のままPK戦へ。ここでも互いに一歩も譲らす、サドンデスとなった4本目を決めた横浜創英Bが同校対決を制し、優勝を飾った。
注目の大会MVPには、決勝を戦った横浜創英からGK小林朋生とMF福田崚太、ベスト4の佐野日大からDF梅田崚、同じくベスト4の水戸桜ノ牧からDF綿引悠太が選ばれた。
4選手を選んだセルジオ越後氏は、「負けたくない、負けず嫌いという気持ちが見えたプレーをしていた選手たち」と期待を込めた。彼らと3月27日に行われた関西大会MVPの大矢啓太(滝川第二)、鱧谷太亮(興国)の2選手を加えた6名の日本代表が、世界大会へと挑む。
「憎まれるほど強くなれ。」というテーマのもと、鹿島学園や成立学園など全国から強豪校が集まった同大会。チームとしての優勝以外に、MVPに選ばれた4選手は今年のUEFAチャンピオンズリーグ決勝戦が行なわれるドイツ・ベルリンにて、ドイツ・アメリカ・ブラジル・日本の4か国が参加する世界大会に、日本代表選手として出場することができる。
MVP選考担当として招かれたセルジオ越後氏も、「ハリルホジッチ監督が求めるような激しい球際の戦いや迫力のあるシーンがあった」と総括するほどに、ハイレベルな試合が数多く繰り広げられた。
そして、激闘を勝ち抜き決勝戦にたどり着いたのは、佐野日大とのPK戦を制した横浜創英Aと、水戸桜ノ牧に押し込まれながらもチャンスをものにした横浜創英Bによる同校対決となった。
序盤はチームメイトに対する遠慮が見られたものの、中盤以降はチーム優勝、大会MVPを目指し激しくぶつかりあい、1-1のままPK戦へ。ここでも互いに一歩も譲らす、サドンデスとなった4本目を決めた横浜創英Bが同校対決を制し、優勝を飾った。
注目の大会MVPには、決勝を戦った横浜創英からGK小林朋生とMF福田崚太、ベスト4の佐野日大からDF梅田崚、同じくベスト4の水戸桜ノ牧からDF綿引悠太が選ばれた。
4選手を選んだセルジオ越後氏は、「負けたくない、負けず嫌いという気持ちが見えたプレーをしていた選手たち」と期待を込めた。彼らと3月27日に行われた関西大会MVPの大矢啓太(滝川第二)、鱧谷太亮(興国)の2選手を加えた6名の日本代表が、世界大会へと挑む。

【関東大会MVP選手】
GK 小林朋生(横浜創英B )
(左)大会を通じて際立ったパフォーマンスを披露し、セルジオ越後氏からも「文句なし!」と太鼓判を押された小林。「1対1に自信をもっているので、世界を相手にもどれだけ通用するのか試したい」と、今大会で得た自信を糧に世界へ挑む。
MF 福田崚太(横浜創英A)
(右)同じく横浜創英の福田は初のヨーロッパ遠征に嬉しさを爆発させる子供らしい一面ものぞかせたが、「キックが得意なので自分のパスやシュートを活かして戦いたいし、全部倒してやるという気持ちで行きます」と頼もしく語ってくれた。
(C)SOCCER DIGEST/Kenji TANAKA

【関東大会MVP選手
DF 梅田崚(佐野日大)
(左)佐野日大の梅田は「相手はフィジカルが強いと思うけど、フィジカルで負けようにしたい。あと自分は左利きなので中にいいボールを入れたい」と世界大会へ向け、さっそく負けず嫌いな一面を見せた。
DF 綿引悠太(水戸桜ノ牧)
(右)「身長差はあると思うけど、フィジカルには自信があるので頭を使ったプレーで戦いたい」。水戸桜ノ牧の綿引は自身がMVPに選出されたことに驚いていたが、すでに頭の中では世界との戦いを想定し、静かに闘志を燃やしていた。
(C)SOCCER DIGEST/Kenji TANAKA