非難の声にコンテは…
逆転優勝は絶望的になり、“表彰台”からも転落したインテルは、苦戦が続いている。
現地7月9日に開催されたセリエA第31節で、インテルは敵地でヴェローナと2-2で引き分けた。ビハインドを背負って迎えた後半、アントニオ・カンドレーバが2得点に絡む活躍で逆転に導いたが、終盤の86分に再び失点。勝ち切ることができず、2ポイントを落とした。
前日のミラン戦で、首位ユベントスが敗れたため、前節のボローニャ戦でもリードを失って逆転負けしていたインテルにとって、ヴェローナ戦は勝利必須の一戦だった。だが、ドローに終わったことで、首位との勝点差は残り7試合で10ポイント。さらに好調アタランタに抜かれ、3位の座も失った。
もしも、このまま4位でシーズンを終えた場合、インテルは近年の最高成績を上回ることもできなくなる。当然、サポーターの失望は大きい。そうしたなかで、特に批判の的となっているのが、大きな期待を寄せられていた就任1年目のアントニオ・コンテ監督だ。
専門サイト『Fcinter1908.it』によると、SNSではファンが怒りの声を上げている。
「ひと言だけ。恥ずかしい。監督を筆頭に」
「これじゃ(来季からの加入が決まった)アシュラフ・ハキミも不要だ」
「今よりもっとひどくないことで解任されたインテルの監督はたくさんいた」
「(前監督ルチアーノ・)スパレッティよりひどくするためにコンテに年俸1200万ユーロ(約15億円)…脱帽だ」
「だれもコンテにスクデットを求めてはいなかった。だが、アタランタやラツィオに劣り、スパレッティのときと同じ4位…大きな自己批判を求めたい」
現地7月9日に開催されたセリエA第31節で、インテルは敵地でヴェローナと2-2で引き分けた。ビハインドを背負って迎えた後半、アントニオ・カンドレーバが2得点に絡む活躍で逆転に導いたが、終盤の86分に再び失点。勝ち切ることができず、2ポイントを落とした。
前日のミラン戦で、首位ユベントスが敗れたため、前節のボローニャ戦でもリードを失って逆転負けしていたインテルにとって、ヴェローナ戦は勝利必須の一戦だった。だが、ドローに終わったことで、首位との勝点差は残り7試合で10ポイント。さらに好調アタランタに抜かれ、3位の座も失った。
もしも、このまま4位でシーズンを終えた場合、インテルは近年の最高成績を上回ることもできなくなる。当然、サポーターの失望は大きい。そうしたなかで、特に批判の的となっているのが、大きな期待を寄せられていた就任1年目のアントニオ・コンテ監督だ。
専門サイト『Fcinter1908.it』によると、SNSではファンが怒りの声を上げている。
「ひと言だけ。恥ずかしい。監督を筆頭に」
「これじゃ(来季からの加入が決まった)アシュラフ・ハキミも不要だ」
「今よりもっとひどくないことで解任されたインテルの監督はたくさんいた」
「(前監督ルチアーノ・)スパレッティよりひどくするためにコンテに年俸1200万ユーロ(約15億円)…脱帽だ」
「だれもコンテにスクデットを求めてはいなかった。だが、アタランタやラツィオに劣り、スパレッティのときと同じ4位…大きな自己批判を求めたい」
当のコンテは、イタリア紙『Gazzetta dello Sport』紙で、試合後に「努力や意欲の点で選手たちにとがめるべきところはない。終了5分前に失点したのが悔やまれる。勝利に値したのに、ポイントを落としてしまった」と話している。
「我々は重要な仕事をしており、それは目に見えると思う。だが、リードした状況から20ポイントも落としていることは、しっかり考えて改善しなければならない。愚かな勝点の落とし方をしたことは分かっている」
改善のために何が必要か問われると、コンテは、「答えない。そうじゃないと、君たちはぶったたくだろう。言う必要があれば、クラブに言う」と答えた。
「だれだって勝ちたいものだ。だが、目標にどれだけ近いのか、遠いのかを理解しなければいけない。われわれには長所も短所もある。来年のことを話すのに興味はない。シーズンが終わってから評価する。今のわたしとクラブは、この終盤戦に集中しているんだ」
果たして、インテルは胸を張ってリーグ戦を終え、ヨーロッパリーグに臨むことができるだろうか。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部