「いずれヨーロッパには出たい!」静岡学園の“和製アザール”松村優太が語った理想像と壮大な野望【選手権】

カテゴリ:高校・ユース・その他

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年01月06日

鹿島に加入する快速ドリブラーの理想像は?

堅守を誇る徳島市立守備陣を易々と切り裂いた松村。そのプレーにスタンドは大いに沸き返った。 写真:徳原隆元

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[高校選手権準々決勝]徳島市立0-4静岡学園/1月5日(日)/駒沢陸上競技場

 真冬らしい寒風が吹きつけるピッチで、文字通りの異彩を放ち、競技場を熱くさせたのが、静岡学園の10番・松村優太(3年)だ。

 4-3-3の右ウイングで先発した快速ドリブラーは、5バックを用いて、サイドの守備を固める徳島市立のディフェンス陣を幾度となく切り崩す。前半31分には、緩急を利したドリブルで3人の相手DFを抜き去ると、その5分後にはトップスピードに乗って右サイドをあっという間に突破。絶妙なクロスでチーム3点目となる岩本悠輝(3年)のゴールをお膳立てした。

 ゴールは奪えなかったが、その鋭いドリブルで会場を沸かせた松村には、憧れのプレーヤーがいる。ベルギー代表FWのエデン・アザールだ。

 ともに170センチ前半(松村は173、アザールは175)と上背はないものの、当たり負けせず、加速と減速を自在に操りながら、相手DFを一気に抜き去るプレーは、たしかに似ている。

“和製アザール”とも評されている松村。訊けば、本人もレアル・マドリーの7番を意識している。

「アザール選手はよくお手本としてますね。今はレアルでは真ん中をやっていて、苦しんでいたりするんですけど、チェルシーの時は凄い大きい相手に対しても、あんなに小さい身体でドリブルで勝負していた。フィニッシュ精度も凄く高いですし、そういったところは自分の理想とする選手像と重なってきますね」

 その理想の選手を追いかけるため、卒業後に鹿島アントラーズでプロキャリアをスタートさせる松村。「入団が決まってからトレーニングを色々と教えてもらって身体つきも変わってきている」というナンバー10は、大きな野望に満ちている。

「昔からヨーロッパでやりたいとは思ってるんで。もちろんこれから鹿島アントラーズに進みますけど、それも自分次第で切り開いていける所だと思う。まずはアントラーズで結果を残して、いずれヨーロッパには出たいなと思います」

 理路整然と壮大なプランを語った松村。まずは静岡学園に24年ぶりの選手権制覇をもたらすことが目標だ。

取材・文●羽澄凜太郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

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