アウェーで3ゴール、無失点の完勝劇!
アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の決勝トーナメント(ラウンド・オブ16)1回戦の第2レグは6月26日に行なわれ、浦和レッズは韓国の蔚山現代とアウェーで対戦。3-0と圧勝し、アグリゲートスコアを4-2として、2年ぶりの8強入りを決めた。
浦和は、ホームで行なわれた埼玉スタジアムでの第1レグを1-2で落としていたため、勝ち上がるためには少なくとも2ゴール以上が必要な状況での第2レグだった。だが、キャプテンマークを巻いた興梠慎三が2ゴール、エヴェルトンがダメ押しの3点目を決めるなど勝負強さを発揮。劣勢を跳ね返す見事な逆転勝利に、各方面から称賛が寄せられている。
浦和は、ホームで行なわれた埼玉スタジアムでの第1レグを1-2で落としていたため、勝ち上がるためには少なくとも2ゴール以上が必要な状況での第2レグだった。だが、キャプテンマークを巻いた興梠慎三が2ゴール、エヴェルトンがダメ押しの3点目を決めるなど勝負強さを発揮。劣勢を跳ね返す見事な逆転勝利に、各方面から称賛が寄せられている。
米スポーツチャンネル『Fox Sports』アジア版は「コオロキのゴールが浦和の“蘇生”を刺激した」とチームを牽引したスコアラーを絶賛。そして、2017年にACLを制した王者への称賛を綴っている。
「ファーストレグで、敵チームにまんまとベスト8進出のチャンスを与えていた、見る影もないチームはそこに居なかった。蔚山現代の慢心を突き、最後まで諦めなかった彼らは、ちょうど24時間前にベスト8進出を決めた2018年王者の鹿島に続いて、意地を見せた。これは素晴らしい偉業だ」
また、AFC公式は「驚異的なパフォーマンス。スターの興梠が浦和レッズの勝利を導いた」としながらも、興梠の先制点をアシストした宇賀神友弥のクロスを「フリーのコオロキをしっかりとらえたクロスだった」とピンポイントで褒め称えたほか、「ファイティングスピリッツを最後まで忘れなかった」「エヴェルトンのゴールが浦和の有利を間違いないものにした」と、選手たちの勝負強さに脱帽している。
浦和にとっては、2大会ぶりのベスト8。8月と9月にホーム&アウェーで行われる準々決勝の組み合わせ抽選会は、7月2日に行なわれる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部