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「フュルトには高すぎる」「指揮官交代ならチャンスも」井手口のドイツ残留に黄信号⁉ 保有元リーズは来季を見据えて売却を拒否か

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年05月17日

「リーズと交渉を続ける」とフュルトSDは意気込むが…。

井手口は”先発復帰試合”で、3連敗阻止に貢献した。 (C) Getty Images

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 現在、イングランド2部のリーズ・ユナイテッドからブンデス2部グロイター・フュルトにレンタルされている井手口陽介。昨年9月のディナモ・ドレスデンでの右膝後靭帯の負傷から長期離脱を余儀なくされていたが、地道にリハビリを続け、5月6日のケルン戦で約7か月ぶりに公式戦復帰を果たした。

 そんな井手口に対して、先日、「フュルトがシーズン終了後にリーズからの買取りを希望している」と現地紙が伝えていたが、どうやら“カネ”の問題で難航しているようだ。ドイツの老舗サッカー専門誌『kicker』が報じている。

 同誌の取材に応じたのはフュルトのスポーツディレクター、ラシッド・アッズーリ氏。現在、フュルトには井手口を含む4人のレンタル選手が在籍しているが、「彼らをクラブに引き止めたいと考えている。そのために、やれることに全力を尽くす」とコメントした。

 そして、井手口に関する買取オプションの行使についても否定はしていない。ただ、ハードルとなっているのが移籍金で、詳細は明らかになっていないが、「クラブにとって高すぎる」金額であると認めている。

 アッズーリSDは「リーズとは再び交渉していくつもりだ」と諦めない姿勢を示しているが、リーズ側は値下げ交渉はしない意向のようだ。

 リーズの状態について、英メディア『HITC』は、こう綴っている。

「井手口に設定された金額は、フュルトにとっては高すぎる金額だ。そして、リーズが(金額交渉で)妥協するとは考えにくい。

 たしかに、現在リーズを率いているマルセロ・ビエルサ監督の構想では、井手口の居場所はない。だが、リーズはプレミアリーグ昇格を懸けたプレーオフ準決勝でダービーに敗れたため、来季もチームをビエルサの手に委ねる可能性が低くなってきたのも、確かである。

 そのため、クラブは指揮官が交代させた場合、井手口にチャンスが与えられる可能性があると考えている。そのため、”新体制”の頭数に入る可能性は残されているようだ」

 当の井手口は現地12日に行なわれたアウエ戦で先発フル出場し、復活をアピールしている。19日の最終節では、宮市亮を擁するザンクト・パウリと対戦する。

 待望のカムバックをはたした22歳のMFは、二度に渡る負傷で苦しんだ今シーズンを、良い形で締めくくれるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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