「ニュルンベルクの特効薬だ!」独誌が評価上昇中の久保裕也を攻撃のキーマンに指名!

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年09月15日

左サイドか、トップ下か。「クボ問題」の答は…

3試合連続スタメンが濃厚な久保。日曜日のブレーメン戦では、大迫との対決が注目される。(C)Getty Images

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 今夏にベルギーからドイツへと活躍の場を移した日本代表FW久保裕也が、いよいよエンジン全開だ。
 
 ブンデスリーガでは開幕2試合に先発フル出場。得点にこそ絡めなかったものの、ミヒャエル・ケルナー監督の信頼を得るに足るパフォーマンスを示した。そして日本代表の9月シリーズは未招集となり、みっちり新天地でのトレーニングに励んだ。チェコ1部のドゥクラ・プラハとの練習試合で1得点を挙げてアピールに成功するなど、さらに足場を固めた。
 
 そんな久保の充実ぶりを紹介しているのがドイツのサッカー専門誌『Kicker』で、「ケルナーはクボ問題の答を見つけなければならない」と題した特集記事を掲載。指揮官は久保の起用ポジションに関して、頭を悩ませているという。
 
「今夏の新戦力のなかでもユウヤ・クボへの評価は高く、ニュルンベルクの攻撃に欠かせない存在となりつつある。とはいえ、ケルナー監督はいまだクボの最適なポジションを見出せていないようだ。つまりはサイド(左サイド)か、中央(トップ下)か。どちらでも良い出来を示したが、(2節の)マインツ戦の後半から中央に位置を変えて見せたパフォーマンスはとくに印象的だった」

 
 では、サイドと中央とで求められる役割はどう変わってくるのか。同誌はこう見ている。
 
「クボが持つ創造性を最大限に引き出したいなら、中央でプレーさせるべきだろう。スピードや打開力をより際立たせるならサイドとなる。いずれにせよ、日本人FWの働きはチームを浮上させるための特効薬となり得るだけに、ケルナー監督のジャッジが注目されるところだ」
 
 そんな久保とニュルンベルクが日曜日に3節で戦うのは、大迫勇也を擁するブレーメン。日本代表の10月シリーズ(パナマ戦とウルグアイ戦)での招集を目ざす両選手にとっては、森保一監督へのアピールの場ともなるだろう。ゴールの競演に期待したい。
 
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