苦戦を強いられたなかで魅せた「日本人デュオ」
今夏の移籍市場でハノーファーへ移籍した日本代表コンビが、現地時間8月1日に行なわれたトレーニングマッチでアピールに成功した。
オーストリア北東部に遠征し、オーストリア1部の中堅クラブ、ヴォルフスブルガーACとのトレーニングマッチに臨んだハノーファー。30分×4本の変則の形式となったなかで、原口元気と浅野拓磨は主力組が戦う最初の60分間にフル出場した。
この試合の布陣は4-4-2。浅野は2トップの一角で、原口はサイドハーフで、それぞれ左に陣取った。月曜日に合流したばかりの原口は周囲と噛み合わないシーンも見られたが、激しく動き回って、味方からボールを引き出しては、抜群のタメから局面を前に進めるプレーを連発した。
オーストリア北東部に遠征し、オーストリア1部の中堅クラブ、ヴォルフスブルガーACとのトレーニングマッチに臨んだハノーファー。30分×4本の変則の形式となったなかで、原口元気と浅野拓磨は主力組が戦う最初の60分間にフル出場した。
この試合の布陣は4-4-2。浅野は2トップの一角で、原口はサイドハーフで、それぞれ左に陣取った。月曜日に合流したばかりの原口は周囲と噛み合わないシーンも見られたが、激しく動き回って、味方からボールを引き出しては、抜群のタメから局面を前に進めるプレーを連発した。
一方の浅野は、自慢の俊足を活かそうと、CBや左SBから裏のスペースに抜け出して、好機に絡む。そして、0-1で迎えた48分には、敵ゴール前で粘った浅野が同点ゴールを右足でねじ込んだ。
その後、勝ち越しゴールを奪われて試合は2-3と落としたものの、インターバルが5分というハードマッチで、浅野と原口の両雄はともに上々のパフォーマンスを披露した。
試合後、そんな日本人コンビはメディアからも一定以上の評価を得ている。ドイツ・メディア『Sportbuzzer』は、「ハノーファーは試合を支配しようとしたが、苦戦を強いられた」と、試合そのものを総括しつつ、日本人コンビについては次のようにレポートした。
「目立ったのはハノーファーのユニホームを身に纏って初めて試合に出場した日本人デュオだ。タクマ・アサノとゲンキ・ハラグチは、試合を活気づけ、自分たちがチャンスを生み出せる力があることを示して見せた」
早くもホットラインを形成し、チームの武器となれることを十分に証明した浅野と原口。そのパフォーマンスには今後も注目したい。
なお、ハノーファーは今後、ウディネーゼとアスレティック・ビルバオという強敵と強化試合を行なったのち、8月19日にDFBカップ1回戦でカールスルーエと戦い、そして8月25日に大迫勇也を擁するブレーメンとのブンデスリーガ開幕戦を迎える。
その後、勝ち越しゴールを奪われて試合は2-3と落としたものの、インターバルが5分というハードマッチで、浅野と原口の両雄はともに上々のパフォーマンスを披露した。
試合後、そんな日本人コンビはメディアからも一定以上の評価を得ている。ドイツ・メディア『Sportbuzzer』は、「ハノーファーは試合を支配しようとしたが、苦戦を強いられた」と、試合そのものを総括しつつ、日本人コンビについては次のようにレポートした。
「目立ったのはハノーファーのユニホームを身に纏って初めて試合に出場した日本人デュオだ。タクマ・アサノとゲンキ・ハラグチは、試合を活気づけ、自分たちがチャンスを生み出せる力があることを示して見せた」
早くもホットラインを形成し、チームの武器となれることを十分に証明した浅野と原口。そのパフォーマンスには今後も注目したい。
なお、ハノーファーは今後、ウディネーゼとアスレティック・ビルバオという強敵と強化試合を行なったのち、8月19日にDFBカップ1回戦でカールスルーエと戦い、そして8月25日に大迫勇也を擁するブレーメンとのブンデスリーガ開幕戦を迎える。