本日24日にアディダスが新たなスパイク『X 18（エックス 18）』を発表した。これまでスピードを武器に戦う選手のために開発されたXを2018 FIFAワールドカップ ロシア大会に向けてフルモデルチェンジ。

　コンセプトとなったのは“スプリント”。とにかくシンプルを追求し無駄をそぎ落としながら、最新のテクノロジーによって耐久性を損なわず、現代フットボールにおいて勝敗を左右する鍵となる速さを追求した。この『X18』では、シリーズ初となる足とシューズの一体感を高めるレースレスシステムを採用したほか、アッパー素材には極薄ウーブン素材を使用したスケルタルウィーヴ、履き口には優れたホールド性と軽量性を兼ね揃えたクローカラー、アウトソールは刃型を組み合わせた鋭角のスピードスタッドなど細部にわたるまで“スプリント”を突き詰めた。

　6月14日に開幕する2018 FIFAワールドカップ ロシア大会では香川、ジェズス、スアレスらが着用予定。また5月26日のUEFAチャンピオンズリーグ決勝戦では今季大ブレイクを果たしたモハメド・サラーが着用し、優勝をかけて王者レアル・マドリーに挑む。