去就注目のイニエスタ 「来週発表する。どこに行くかは自分で言いたいんだ」

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年05月18日

後輩ブスケッツについては「手放すべきではない」

今週末、カンプ・ノウでバルサでのラストゲームに臨むイニエスタ。その後、本人の口から移籍先が発表される予定だ。(C)Getty Images

画像を見る

 今季限りでバルセロナを退団する主将アンドレス・イニエスタだが、同じく下部組織「ラ・マシア」で育った後輩には残留を望んでいる。

 バルサの中盤に欠かせないセルヒオ・ブスケッツの契約は、2021年までとなっている。だが、一部では選手がサラリーアップを望んでいると言われており、今後去就問題に発展しないかが注目されている。

『ESPN』によると、イニエスタは『RAC1』のインタビューで、「もしも彼を手放せば、それはクラブにとって大きな過ち」と述べた。

「だけど、そうはならないと思う。彼はチームにとって本当に重要な選手だし、まだ何年もトップレベルでやれるからね。個人的なことは知らないけど、クラブは疑いの余地を残すべきではないね」
 
 イニエスタ自身は、ヴィッセル神戸への移籍が取りざたされている。だが、「最後の細部の部分を除いて、すべてが決まっている」と、これまで何度も発してきたコメントを繰り返すにとどまった。

「日本か中国か、だ。来週発表するよ。自分がどこに行くかは、自分で言いたいんだ」

 スペイン紙『Marca』によると、イニエスタは将来について、「あと2~3年はプレーを続ける。その可能性は排除しない」とも述べている。

「僕の身体がもう辞めろと言うまでは、その期間をなるべく延ばせるようにしたい。いまは別のプロジェクト、別の道を楽しむよ」

 ただ、イニエスタがバルセロナを去ることを惜しむ人は多い。その偉大さは、フランス誌『France Football』が先日、2010年のバロンドールをイニエスタに授与しなかったことを謝罪したほどだ。

 だが、イニエスタは「彼らが謝らなければいけないとは思っていない」と語った。

「僕はあの場に、あの授賞式にいることができた。そしてすごく楽しむことができたんだ。2010年はメッシやシャビと表彰台を分かち合った。とても美しかったんだ。そう何度も繰り返されることはないだろう。家(ラ・マシア)で育った3人が表彰台を独占するなんて」

 ヴィッセル神戸との合意報道も浮上しているイニエスタ。その口から新天地が発表される運命の時は、すぐそこに迫っている。
 
【関連記事】
「23人」に生き残るのは? ガーナ戦の選手選考から日本代表の"W杯メンバー"を占う
【セルジオ越後】結局、ハリルの見立ては正しかった?“西野シェフ”の腕の見せどころだ
【日本代表勢力図】高校勢とクラブ勢の出身比率、Jリーグ発足25年でどう変化?
「あれ? 中島翔哉は?」「年功序列ジャパン」日本代表メンバー27名の発表にファン騒然!
【ガーナ戦のスタメン予想】本田、香川、岡崎の同時起用がしっくりくるシステムは?

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ