ピルロやアンブロジーニに入閣の噂も。
ワールドカップ(W杯)への切符を逃し、復活を期すイタリア代表の手綱は、チャンピオンズ・リーグを3回制した名将に委ねられるのだろうか。
イタリア紙『Corriere dello Sport』は4月24日、イタリア・サッカー連盟(FIGC)のロベルト・ファッブリチーニ特別コミッショナーとアレッサンドロ・コスタクルタ副コミッショナーが、23日に前バイエルン・ミュンヘン監督のカルロ・アンチェロッティと1時間半にわたり会談したと報じた。
W杯予選プレーオフで敗退したイタリアは、ジャン・ピエロ・ヴェントゥーラ元監督を解任。U‐21代表を率いていたルイジ・ディ・ビアージョ監督を暫定的に昇格させたが、3月の国際親善試合では、アルゼンチンに0-2と黒星。イングランドとも1-1で引き分け、白星なしに終わっている。
これでディ・ビアージョ体制続投の可能性が薄まり、FIGCは当初から噂されていた大物監督の招聘に動き出した。候補として名前が挙がったのは、ロベルト・マンチーニ(ゼニト)、アントニオ・コンテ(チェルシー)、クラウディオ・ラニエリ(ナント)といった指揮官たちだ。
イタリア紙『Corriere dello Sport』は4月24日、イタリア・サッカー連盟(FIGC)のロベルト・ファッブリチーニ特別コミッショナーとアレッサンドロ・コスタクルタ副コミッショナーが、23日に前バイエルン・ミュンヘン監督のカルロ・アンチェロッティと1時間半にわたり会談したと報じた。
W杯予選プレーオフで敗退したイタリアは、ジャン・ピエロ・ヴェントゥーラ元監督を解任。U‐21代表を率いていたルイジ・ディ・ビアージョ監督を暫定的に昇格させたが、3月の国際親善試合では、アルゼンチンに0-2と黒星。イングランドとも1-1で引き分け、白星なしに終わっている。
これでディ・ビアージョ体制続投の可能性が薄まり、FIGCは当初から噂されていた大物監督の招聘に動き出した。候補として名前が挙がったのは、ロベルト・マンチーニ(ゼニト)、アントニオ・コンテ(チェルシー)、クラウディオ・ラニエリ(ナント)といった指揮官たちだ。
直近の情報では、本人も意欲的な姿勢を見せていたマンチーニの就任が有力視されていたが、以前からコスタクルタ副コミッショナーの“本命”と言われていたのが、現役時代にミランでともにプレーし、その後は選手と指導者という関係でともに仕事をしたアンチェロッティだった。
『Corriere dello Sport』紙によると、コスタクルタ副コミッショナーは先月もロンドンでアンチェロッティと会談していたという。そして今回は、ファッブリチーニ特別コミッショナーも同席していることから、より本格的な交渉が行なわれたと見られている。
アンチェロッティはプレミアリーグ復帰を希望しているとも言われているが、コスタクルタ副コミッショナーは、5月20日のセリエA閉幕直後に新監督を発表する考えを明かしており、『Corriere dello Sport』紙はFIGCがこれ以上待てない状況にあると伝えている。
また同紙はコーチングスタッフについて、コスタクルタ副コミッショナーがアンチェロッティの息子、ダビデ・アンチェロッティ氏の入閣を認めているとも報道。さらにイタリア代表のレジェンドがスタッフとなる可能性もあるとし、アンドレア・ピルロ氏やマッシモ・アンブロジーニ氏の名前を挙げた。
ネックとなるのは、やはりサラリー。『Corriere dello Sport』紙は、FIGCが用意できる予算は、スタッフ込みで年俸500万ユーロ(約6億5000万円)の2年契約と報じており、この条件をアンチェロッティが承諾するかが注目される。
『Corriere dello Sport』紙は、「残すは最後のOKのみ」と報じているが、名だたるクラブでタイトルを総なめにしてきたアンチェロッティが、満を持して母国の代表を率いるのか。今後の進展が待たれる。
『Corriere dello Sport』紙によると、コスタクルタ副コミッショナーは先月もロンドンでアンチェロッティと会談していたという。そして今回は、ファッブリチーニ特別コミッショナーも同席していることから、より本格的な交渉が行なわれたと見られている。
アンチェロッティはプレミアリーグ復帰を希望しているとも言われているが、コスタクルタ副コミッショナーは、5月20日のセリエA閉幕直後に新監督を発表する考えを明かしており、『Corriere dello Sport』紙はFIGCがこれ以上待てない状況にあると伝えている。
また同紙はコーチングスタッフについて、コスタクルタ副コミッショナーがアンチェロッティの息子、ダビデ・アンチェロッティ氏の入閣を認めているとも報道。さらにイタリア代表のレジェンドがスタッフとなる可能性もあるとし、アンドレア・ピルロ氏やマッシモ・アンブロジーニ氏の名前を挙げた。
ネックとなるのは、やはりサラリー。『Corriere dello Sport』紙は、FIGCが用意できる予算は、スタッフ込みで年俸500万ユーロ(約6億5000万円)の2年契約と報じており、この条件をアンチェロッティが承諾するかが注目される。
『Corriere dello Sport』紙は、「残すは最後のOKのみ」と報じているが、名だたるクラブでタイトルを総なめにしてきたアンチェロッティが、満を持して母国の代表を率いるのか。今後の進展が待たれる。