日本で唯一の週刊サッカー専門誌、『週刊サッカーダイジェスト』の編集部が、2014シーズンのＪ１を見通す。

　ワールドカップイヤーの2014年は、はたしてどんなシーズンになるのか――。

　週刊サッカーダイジェストの記者に聞いたのは、各担当クラブの展望。ヴィッセル神戸を占うのは、本田健介記者だ。

Q1
オフの採点。補強を含めた開幕までの準備は、100点満点で何点？
A1
70点。

マルキーニョス、ペドロ・ジュニオール、シンプリシオといった即戦力を獲得。キャンプではレギュラーメンバーをほぼ固定し、仕上がりは順調。

Q2
昨シーズンからの最も大きな変化は？
A2
堅守速攻スタイルからポゼッションスタイルへの変更。新戦力を活かすため、システム自体も４-２-３-１に変更した。

Q3
今シーズンのチームの最大の売り（強み）は？
A3
前線のタレント。マルキーニョス、ペドロ・ジュニオール、小川、森岡、シンプリシオと豪華な顔ぶれが揃う。

Q4
今シーズンのチームで最も懸念される弱みは？
A4
攻撃的な戦い方にシフトしている分、守備面が不安。昨季、最終ラインの防波堤として活躍したボランチのエステバンが抜けた影響がどう出るかが心配だ。

Q5
戦術上のキーマンは？
A5
小川慶治朗｜FW
２年連続でチームトップスコアラーとなっており、１年ぶりのJ1の舞台でも小川がゴールを量産できれば、チームも勢いに乗ることができる。