日本で唯一の週刊サッカー専門誌、『週刊サッカーダイジェスト』の編集部が、2014シーズンのＪ１を見通す。

　ワールドカップイヤーの2014年は、はたしてどんなシーズンになるのか――。

　週刊サッカーダイジェストの記者に聞いたのは、各担当クラブの展望。清水エスパルスを占うのは、増山直樹記者だ。

Q1
オフの採点。補強を含めた開幕までの準備は、100点満点で何点？
A1
75点。

ノヴァコヴィッチ、高木善、ヤコヴィッチと実力者を獲得。
補強自体の満足度は高いが連係は煮詰まっておらず、点数をやや下げた

Q2
昨シーズンからの最も大きな変化は？
A2
継続路線ではあるものの、計算の立つストライカー・ノヴァコヴィッチの獲得は大きい。ベテランが加入し、若手は育っている。“脱皮”のシーズンにしたい。

Q3
今シーズンのチームの最大の売り（強み）は？
A3
前線４人の攻撃力。ポテンシャルはＪでも上位のはず。好不調の波を抑えたい。

Q4
今シーズンのチームで最も懸念される弱みは？
A4
悪い流れのなかでの内部崩壊。大前のレンタル期間も気がかり。

Q5
戦術上のキーマンは？
（なぜその選手なのか、簡単に説明してください）
A5
杉山浩太｜MF
頼れるキャプテンがＣＢかボランチのどちらに収まるかがキモ。