アディダスがU-16世代を対象とした世界大会である『adidas UEFA Young Champions 2018 × TANGO LEAGUE』の日本代表選抜大会を４月4日（水）にしんよこフットボールパークにて開催した。
 
　日本代表選抜大会は、現役中学生を対象に2018年5月25日に開催される『adidas UEFA Young Champions 2018』に出場する日本代表チームを選考するための国内唯一の大会となり、今大会ではadidas契約アドバイザーである石川直宏氏が優秀選手６選手（フィールドプレイヤー５名+ゴールキーパー１名）を決定。
 
　優秀選手に選ばれた選手は、UEFAチャンピオンズ・リーグ2017-18決勝が行なわれるウクライナ・キエフでの『adidas UEFA Young Champions 2018』という世界大会へ日本代表選抜として挑戦することになっている。
 
　日本代表選抜大会には18チームが参加。１ゲーム10分の予選リーグと7分ハーフの決勝トーナメントの後、10分ハーフの決勝戦を実施。ハイレベルな激戦を制したのは優勝したのは「横浜栄FC」、準優勝は「田口フットボールアカデミーJY」となった。
 
　閉会式では石川氏が選出した優秀選手６名に対して、「世界で戦うには一人ひとりの技術面は勿論、選手の組み合わせでお互いを活かしあえる相乗効果を生めるかどうかを基準に選考しました」とコメント。
 
　惜しくも選ばれなかった選手に対しては、「今後負けないために悔しさと変化を受け入れて、次のステップに進むために自分なりにプレーを振り返ってチャレンジしてほしい」と、将来に向けてのメッセージを送った。
 
　会場では同日に発売された最新スパイク『DEADLY STRIKE PACK(デッドリーストライク パック)』の試し履きも行なわれ、冷静な表情の裏に凶暴性を隠し持つパイソン（大蛇）をコンセプトとしたロイヤルブルーとティールカラーを基調したスパイクを実際に履いた選手からは「かっこいい」や「このスパイク欲しい！」とのたくさんの選手から声があがっていた。
 
「世界大会」という経験を若いフットボールクリエイターへと提供し、U-16世代の底上げによる日本のフットボールのレベルアップを図るという目標を掲げるこの大会を通して、将来の日本代表を支える選手の登場を期待したい。