J１リーグは２月24日、各地で１節の４試合を開催。Shonan BMWスタジアム平塚では、湘南ベルマーレ対V・ファーレン長崎の昇格組対決が行なわれ、２-１で湘南が勝利を収めた。

　試合は開始８分、湘南が先制。右サイドからのクロスにイ・ジョンヒョプが滑り込みながら合わせ、DFに当たってゴールに吸い込まれた。まずは湘南が先手を奪う。

　しかし、今季がJ１初参戦となる長崎もすぐさま反撃。16分、敵陣左サイドでセットプレーのチャンスを掴んだ長崎は、前田悠佑のキックから高杉亮太がヘディングで合わせる。シュートはGK秋元陽太に阻まれたが、そのこぼれ球に田上大地が頭から飛び込み、豪快なダイビングヘッドでゴールに押し込んだ。クラブ史上に残る田上のJ１第１号ゴールで長崎が追いつく。

　１-１で前半を折り返すと、後半は一進一退の攻防に。そして勝負を決めるゴールが生まれたのは80分。湘南はゴール正面、ペナルティエリア手前でFKのチャンスを得ると、秋野のシュートはDFに阻まれたものの、こぼれ球を石川俊輝が押し込みネットを揺らした。

　その後、長崎はエースのファンマにボールを集めて反撃に出るものの、同点弾は生まれず。湘南が２-１で逃げ切って、白星スタートを切った。

　湘南は次節、３月２日に敵地で川崎と金曜ナイトゲームで対戦。一方の長崎は３月３日に鳥栖とのホーム開幕戦を迎える。

【湘南 2-1 長崎 PHOTO】２－１で湘南が昇格組対決を制す！