鹿島のACL初戦は引き分け!内田篤人はフル出場、遠藤康が後半に同点弾

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年02月14日

後半に攻勢を仕掛け、追いつくところまでは良かったのだが…

内田(2番)は最後までピッチに立ち、右サイドバックで積極的に攻撃を仕掛けた。写真:徳原隆元

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  アジア・チャンピオンズリーグのグループH・鹿島アントラーズ対上海申花の一戦が14日、カシマスタジアムで行なわれた。
 
 4-4-2のシステムで臨んだ鹿島は、8季ぶりにチームに帰還した内田篤人が右サイドバックで先発。左サイドバックには東京ヴェルディから加入した安西幸輝を起用し、最前線は鈴木優磨とペドロ・ジュニオールの2トップでキックオフを迎えた。
 
 ホームの利を生かして流れを掴みたい鹿島だったが、いきなり出鼻を挫かれる。4分にCKの流れから上海申花のリー・ポンにバー直撃のシュートを放たれると、こぼれ球を拾った元ナイジェリア代表のマルティンスが右サイドからクロス。これをコロンビア代表のモレノに頭で押し込まれ、開始早々にビハインドを背負った。
 
 前半のうちに追い付きたい鹿島は、セットプレーや内田や安西の攻撃参加からチャンスを作る。29分には遠藤康の右CKから決定機。ニアサイドに飛び込んだペドロ・ジュニオールが頭ですらすと、昌子源が惜しいヘディングシュートを放った。

 0-1で迎えた後半も積極的に攻撃を仕掛けると、試合が動いたのは51分。PA内の混戦から鈴木がシュートを放つと、GKリー・シュアイが弾いたところに、遠藤が詰めて追い付いた。

 同点後はオープンな展開となり、互いにゴール前へ迫る回数が増加。56分には上海申花のマルティンスがペナルティエリア内で右足を振り抜けば、鹿島も負けじと鈴木や途中出場の土居聖磨らが相手ゴールをこじ開けに掛かった。終盤の85分にはペドロ・ジュニオールの強引な仕掛けから中村充孝が左足でシュート。89分にはレオ・シルバが鈴木とのワンツーで抜け出し、右足でゴールを狙った。いずれもネットを揺らせず、勝ち越し点を奪うまでには至らない。

 アディショナルタイムにも内田がシュートを放つも、相手GKの好セーブに阻まれた。最後まで2点目を奪えなかった鹿島は引き分けに終わり、好発進とはならなかった。

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