選手・監督 採点／寸評
※週刊サッカーダイジェスト5.27号（５月14日発売）より
 
【横浜】
［GK］
1 榎本哲也　5.5
必死のセービングも実らずに、痛恨の２失点。守備範囲は広かった。
［DF］
24 奈良輪雄太　5.5
精力的なアップダウンは悪くなかったが、クロスの質を上げたい。
4 栗原勇蔵　5.5
何度かCKでゴールを狙うも、わずかにタイミングが合わなかった。
22 中澤佑二　5.5
１失点目はキム・ミヌに遅れを取るも、豊田に仕事をさせなかった。
5 ドゥトラ　5
池田に背後を取られ失点を許す。攻撃面ではアグレッシブさを披露。
［MF］
26 三門雄大　5.5
平均的な仕事ぶり。劣勢を撥ね返すような存在感を見せたかった。
6 小椋祥平　5.5
果敢にミドルを放ったがネットを揺らせず。致命的なパスミスも。
25 藤本淳吾　5.5
積極的にプレーに絡む。ただし、シュートゼロは課題として残る。
11 齋藤学　5.5
要所で見せ場を作る一方、相手の組織的な守備に潰されるシーンも。
［FW］
19 藤田祥史　5
２トップを組む伊藤との連係は悪くなかったが、精度を上げたい。
16 伊藤翔　5.5
組み立てにも参加したが、フィニッシュワークで脅威を与えられず。
［交代出場］
MF 10 中村俊輔　6
好リズムをもたらすパス捌き。今季初得点となる一撃で一矢報いる。 
FW 9 矢島卓郎　5.5
クロスに合わせるシーンもあったが、期待に応える活躍はできず。
MF 8 中町公祐　-
中盤の底から攻撃を後押ししたがインパクトのある働きはなかった。
［監督］
樋口靖洋　5
中村の投入で活性化も、鳥栖の堅守を崩し切る策を提示できなかった。
 
［鳥栖］
［GK］
33 林彰洋　6.5
ゴール前の所作は風格漂う。キックの精度も抜群で安定感が光った。
［DF］
15 丹羽竜平　6
後半早い時間帯で交代も、危ない局面での身体の投げ出し方が秀逸。
2 キム・ミンヒョク　6
最後まで粘り強く対応した対人守備は評価できる。ミスも少ない。
20 ヨ・ソンヘ　6
カバーリングやセーフティーなキックなど、危機察知能力で貢献した。
13 安田理大　6.5
後半はややガス欠も、序盤から果敢に前へ。追加点のクロスは見事。
［MF］
8 水沼宏太　6.5
ミドルで先制点を呼び込む。躍動した前半に限ればMOM級の働き。
28 高橋義希　6
さすがに疲労が溜まっていたようだが、攻守両面でタスクはこなす。
14 藤田直之　6.5
精力的に守備に戻る一方で攻撃のスイッチを入れるパスも見られた。
10 キム・ミヌ　6.5
代表落選にもめげずエネルギッシュな突破を見せる。守備にも奮闘。
22 池田圭　6
貴重な追加点を記録。攻守の切り替えは、通常に比べ今ひとつか。
［FW］
11 豊田陽平　6
ハイライトは29分のロングシュート。潰れ役としての存在感も放つ。
［交代出場］
DF 29 谷口博之　6
CBに入って空中戦で貢献。ユーティリティな才能を改めて示した。
DF 16 チェ・ソングン　6
５バックの右SBとして登場。最後まで齋藤に自由を与えなかった。
FW 25 早坂良太　-
豊田と２トップの形に。押し込まれた流れのなかで、見せ場は訪れず。
［監督］
ユン・ジョンファン　6
序盤の猛攻が結実。５バックでリスクを減らし、まんまと逃げ切る。
 
［試合内容］
立ち上がりから主導権を握った鳥栖が、キム・ミヌと池田のゴールで幸先良く２点をリードする。横浜は後半から中村を投入して、流れを取り戻すも、相手の堅守をなかなか崩せず。終了間際に中村が１点を返すのが精一杯だった。