選手・監督 採点／寸評
※週刊サッカーダイジェスト5.27号（５月14日発売）より
【徳島】
［GK］
31 長谷川徹　6.5
再三のピンチでビッグセーブを連発。最後のFKも完璧にストップ。
［DF］
4 藤原広太朗　6.5
クロスを撥ね返し、シュートをブロック。身を挺して守り続けた。
26 橋内優也　6
競り負けてヒヤッとする場面もあったが、無失点で切り抜ける。
2 福元洋平　6.5
平山やエドゥーを必死に食い止め、最後までゴールを許さなかった。
28 李栄直　6
守備に軸足を置き、数的不利な場面を作られてもなんとか耐えた。
［MF］
16 斉藤大介　7
セカンドボールをすべて拾い、ゴール前の門番として立ちはだかる。
14 濱田武　6
よく走って起点になり、これまでになく前目の位置で攻撃にも絡めた。
7 小島秀仁　5.5
惜しいクロスを放つなど攻撃面で機能。守備でも、汗を流したい。
20 大﨑淳矢　5.5
絶え間ない上下動で貢献。数少ないチャンスを仕留めたかった。
［FW］
25 佐々木一輝　5.5
初先発の期待に応え持ち前の爆発的なスピードで前線を活性化させた。
13 高崎寛之　5.5
ターゲットマンとして働いた。カウンターからの一撃は決めたかった。
［交代出場］
DF 3 アレックス　6
起点として機能し、相手のストロングポイントを封じるのにも成功。
MF 18 宮崎光平　5.5
３ボランチの右に入って前線へ繰り出すも、機能したとは言えず。
FW 9 ドウグラス　-
出場時間が短すぎたため、期待された〝一発〞は見せられなかった。
［監督］
小林伸二　6
GWの連戦は二度の無失点と守備で手応え。今後攻撃が課題。
 
【FC東京】
［GK］
20 権田修一　6
終盤に何度かピンチを招いたが、最後まで冷静沈着に守り切った。
［DF］
2 徳永悠平　5.5
凡ミスから危ういピンチを招いた。スタミナが切れて途中で交代に。
3 森重真人　6
守備は及第点。得意のセットプレーからのヘッドはポストを叩く。
29 吉本一謙　6
高崎に起点を作らせなかったが、背後を突かれた際に対応が遅れた。
6 太田宏介　6
最後のFKでは「宏介コール」が起きたが、蹴らせてもらえなかった。
［MF］
4 高橋秀人　5.5
無難。結果的に彼がリスクを冒さなかったため、後半試合が止まった。
7 米本拓司　5.5
弾丸ミドルやクロスなど決定機に絡むものの、決め手を欠いてしまった。
38 東慶悟　5
36分のヘッドなど神出鬼没に絶好機に顔を出すも、消えた時間もあった。
17 河野広貴　5.5
よく走り攻撃に変化を与えたものの、後半急激に運動量が落ちた。
［FW］
9 渡邉千真　5.5
時々輝いていたが、絶対的に運動量が不足し、次第に存在が希薄に。
13 平山相太　5
オフ・ザ・ボールの動きが緩慢で、地上戦では怖さが感じられなかった。
［交代出場］
FW 11 エドゥー　5.5
個の打開力はハンパない。だが周囲との連係が、まるで噛み合わず。
DF 50 松田陸　5
攻守とも安定感を欠き、徳永との大きな力の差を露呈する結果に。
FW 14 武藤嘉紀　5.5
ドリブルでサイドを何度か打開。しかしゴールには至らなかった。
［監督］
マッシモ・フィッカデンティ　5.5
決して悪い内容ではないが、気付けば上位との差が開き出している。
 
［試合内容］
スコアレスだが、見応えのある一戦だった。FC東京は前半掴んだ７度の決定機をモノにできず、後半は攻め疲れで運動量が激減。一方、徳島は後半盛り返し、ミスを突いた速攻からチャンスを作ったもののゴールは奪えなかった。