得点はいずれもセットプレーからのこぼれ球
12月10日(現地時間)、プレミアリーグ第16節で伝統の「マンチェスター・ダービー」が行なわれ、ホームのユナイテッドが1-2でシティに敗れた。
注目のダービー、モウリーニョ対グアルディオラの名将対決など幾つもの興味に満ちたカードだが、何より首位シティを勝点8差で2位のユナイテッドが追うという、リーグの首位争いという見地からも非常に重要な一戦だった。
大方の予想通り、ボールを支配したのはアウェーのシティ。フェルナンジーニョが長短のパスで攻撃を作り、デ・ブルイネやシルバがドリブルで仕掛け、前線ではサネ、G・ジェズス、スターリングといった技巧派たちが一瞬の隙を衝いてシュートを狙う。
グアルディオラのチームらしい細かいパスワークで相手を揺さぶる一方で、最後尾や中盤からの鋭い縦パスで前線にボールを繋ぐなど、多彩な攻撃でユナイテッドのゴールに迫っていく。
序盤こそ前に出たものの、すぐに自陣で多くの人数をかけて守備に重点を置いたユナイテッドは、揺さぶりをかけられ、ペナルティーエリア内に侵入を許しても、最後のところではしっかり対応し、シティに決定的なプレーを許さない。
アウェーチームが決定機を迎えたのは42分になってから。右からのクロスをスモーリングがかぶったところをサネが素早くシュート。これはGKデ・ヘアの驚異的な俊敏性に阻まれたが、直後のCKで競り合いからゴール前にボールがこぼれたところをシルバが詰め、ついに先制点を奪った。
リードを許したユナイテッドはすかさず攻勢に転じるが、シティはカウンターからデ・ブルイネがドリブルで持ち込んで好機を得る。しかし、返す刀でユナイテッドはマルシアルが左サイドから中央へ切れ込んで、チームのファーストシュートを放った(GK正面)。
目まぐるしく攻守が入れ替わった後、アディショナルタイムに入り、ユナイテッドが左サイドからクロスを入れると、これをオタメンディがかぶり、さらにデルフもコントロールできずに右に流れたところを、ラッシュフォードが詰めて試合を振り出しに戻した。
ユナイテッドは後半に入っても引かずに攻めの姿勢を示し、51分には左サイドでマルシアルとラッシュフォードがスムーズにパスを繋いで敵陣深くまで突き進み、ここにリンガードが絡んでもう少しで決定機という、前半には見られなかったプレーを披露する。
対するシティは、エリア内でのサネ、G・ジェズスの巧みで速いドリブルによる仕掛けが印象的。ユナイテッドDFを幾人もかわしては決定的なシュートを狙っていった。
しかし54分、彼らの勝ち越しゴールは流れのなかからではなく、またしてもセットプレーから生まれた。左サイドから入ったボールを、ユナイテッドはルカクがクリアするが、ボールはスモーリングに当たってゴール前にこぼれ、オタメンディが詰めたのである。
前の2ゴールと同じようなかたちでリードを奪ったシティは、グアルディオラが現実的な采配を見せ、G・ジェズスを下げてマンガラを投入。これで試合はやや落ち着くが、シティは前線に上がったシルバ、交代出場のギュンドアンがうまく絡んでチャンスを創出する。
70分には、デ・ブルイネが中盤からスピーディーなドリブルでエリアまで持ち込んで強シュートをゴール左隅に飛ばしたが、これはデ・ヘアが確実にセーブした。
ユナイテッドは65分にルカクがようやくファーストシュートを放つも枠外、76分にはラッシュフォードが右サイドを抜け出して強烈なシュートで右隅を狙ったが、エデルソンの牙城を破るには至らない。
76分にリンガードに代えてイブラヒモビッチを投入したホームチームは、84分にマルシアルの右からのクロスを中央でルカクが合わせると、守護神エデルソンはこの至近距離のシュートを顔面でブロック。直後にマタがこぼれ球を詰めたが、ユナイテッドはこの連続の決定機を活かせなかった。
シティはボールをキープしながら、幾度も決定機を作って残り時間を過ごし、試合終了の笛を聞いた。4日前のチャンピオンズ・リーグ、シャフタール・ドネツク戦に敗れて無敗記録は29で止まっていたが、リーグでは連勝を14まで伸ばした。
ユナイテッドは圧倒的な強さを誇るシティに対し、策を弄して臨み、途中まではうまくいっていたが、セットプレーでの失点によって狙い通りの結果を手にできず、ホームでの無敗記録は40でストップ。勝点差はさらに広がり、ライバルの背中はますます小さくなった……。
注目のダービー、モウリーニョ対グアルディオラの名将対決など幾つもの興味に満ちたカードだが、何より首位シティを勝点8差で2位のユナイテッドが追うという、リーグの首位争いという見地からも非常に重要な一戦だった。
大方の予想通り、ボールを支配したのはアウェーのシティ。フェルナンジーニョが長短のパスで攻撃を作り、デ・ブルイネやシルバがドリブルで仕掛け、前線ではサネ、G・ジェズス、スターリングといった技巧派たちが一瞬の隙を衝いてシュートを狙う。
グアルディオラのチームらしい細かいパスワークで相手を揺さぶる一方で、最後尾や中盤からの鋭い縦パスで前線にボールを繋ぐなど、多彩な攻撃でユナイテッドのゴールに迫っていく。
序盤こそ前に出たものの、すぐに自陣で多くの人数をかけて守備に重点を置いたユナイテッドは、揺さぶりをかけられ、ペナルティーエリア内に侵入を許しても、最後のところではしっかり対応し、シティに決定的なプレーを許さない。
アウェーチームが決定機を迎えたのは42分になってから。右からのクロスをスモーリングがかぶったところをサネが素早くシュート。これはGKデ・ヘアの驚異的な俊敏性に阻まれたが、直後のCKで競り合いからゴール前にボールがこぼれたところをシルバが詰め、ついに先制点を奪った。
リードを許したユナイテッドはすかさず攻勢に転じるが、シティはカウンターからデ・ブルイネがドリブルで持ち込んで好機を得る。しかし、返す刀でユナイテッドはマルシアルが左サイドから中央へ切れ込んで、チームのファーストシュートを放った(GK正面)。
目まぐるしく攻守が入れ替わった後、アディショナルタイムに入り、ユナイテッドが左サイドからクロスを入れると、これをオタメンディがかぶり、さらにデルフもコントロールできずに右に流れたところを、ラッシュフォードが詰めて試合を振り出しに戻した。
ユナイテッドは後半に入っても引かずに攻めの姿勢を示し、51分には左サイドでマルシアルとラッシュフォードがスムーズにパスを繋いで敵陣深くまで突き進み、ここにリンガードが絡んでもう少しで決定機という、前半には見られなかったプレーを披露する。
対するシティは、エリア内でのサネ、G・ジェズスの巧みで速いドリブルによる仕掛けが印象的。ユナイテッドDFを幾人もかわしては決定的なシュートを狙っていった。
しかし54分、彼らの勝ち越しゴールは流れのなかからではなく、またしてもセットプレーから生まれた。左サイドから入ったボールを、ユナイテッドはルカクがクリアするが、ボールはスモーリングに当たってゴール前にこぼれ、オタメンディが詰めたのである。
前の2ゴールと同じようなかたちでリードを奪ったシティは、グアルディオラが現実的な采配を見せ、G・ジェズスを下げてマンガラを投入。これで試合はやや落ち着くが、シティは前線に上がったシルバ、交代出場のギュンドアンがうまく絡んでチャンスを創出する。
70分には、デ・ブルイネが中盤からスピーディーなドリブルでエリアまで持ち込んで強シュートをゴール左隅に飛ばしたが、これはデ・ヘアが確実にセーブした。
ユナイテッドは65分にルカクがようやくファーストシュートを放つも枠外、76分にはラッシュフォードが右サイドを抜け出して強烈なシュートで右隅を狙ったが、エデルソンの牙城を破るには至らない。
76分にリンガードに代えてイブラヒモビッチを投入したホームチームは、84分にマルシアルの右からのクロスを中央でルカクが合わせると、守護神エデルソンはこの至近距離のシュートを顔面でブロック。直後にマタがこぼれ球を詰めたが、ユナイテッドはこの連続の決定機を活かせなかった。
シティはボールをキープしながら、幾度も決定機を作って残り時間を過ごし、試合終了の笛を聞いた。4日前のチャンピオンズ・リーグ、シャフタール・ドネツク戦に敗れて無敗記録は29で止まっていたが、リーグでは連勝を14まで伸ばした。
ユナイテッドは圧倒的な強さを誇るシティに対し、策を弄して臨み、途中まではうまくいっていたが、セットプレーでの失点によって狙い通りの結果を手にできず、ホームでの無敗記録は40でストップ。勝点差はさらに広がり、ライバルの背中はますます小さくなった……。

84分のユナイテッドの2度にわたる決定機を、エデルソンが身体を張って止めた。幾度もシュートを止められたユナイテッドにとって、このブラジル人守護神は分厚い壁となった。 (C) REUTERS/AFLO