バイエルンがパリSG相手に3発快勝!大敗を喫した前回対戦のリベンジを果たす

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年12月06日

別格の輝きを放ったふたりのフランス人。

中盤で巧みなパスさばきを披露したバイエルンのトリソ(写真)が2ゴールをゲット。勝利に貢献した。(C)Getty Images

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 現地時間12月5日に行なわれたチャンピオンズ・リーグ最終節のバイエルン・ミュンヘン対パリ・サンジェルマン戦は、ホームのバイエルンが3-1で勝利。0-3で敗れた第2節のリベンジを果たした。

 すでにグループステージ突破を決めている2チームだが、首位通過を狙ってともに現在考えうるベストのメンバーを準備。そしてこの互いのプライドを賭けた一戦、先制したのはバイエルンだった。8分、左サイドに開いたハメス・ロドリゲスがクロスを送り込み、そのこぼれ球をロベルト・レバンドフスキが左足で押し込んだ。

 その後は、豪華な役者たちによる見応えある攻防が、ピッチの至る所で展開された。その中でとりわけ眩い輝きを放ったのが、ふたりのフランス人だ。バイエルンのコランタン・トリソとパリSGのキリアン・エムバペ――。前者は高度なボールコントロールとパスセンスで、後者は圧倒的なスピードと突破力で、それぞれ抜群の存在感を放った。

 そんな中、互いに喉から手が出るほど欲しかった「次の1点」が、バイエルンに生まれる。37分、1点目と同様にリベリとハメスのふたりで左サイドを攻略。ハメスからのクロスをゴール前に走り込み、豪快にヘッドで叩き込んだのはトリソだった。

 だが、試合はこれで終わらなかった。バイエルンの2点リードで迎えた後半開始直後、今度はパリSGのエムバペが魅せる。50分にエディンソン・カバーニの浮き球のパスを、巧みにコースを突くヘッドでゴールに流し込んだのだ。

 エムバペはその後も、再三バイエルン・ゴールを脅かし、61分、62分と立て続けに決定機を作る。この試合に限れば、危険度はネイマールより上だった。

 パリSGに同点ゴールが生まれるのは時間の問題かに思われた。だが、ひとりの男がふたたび流れをバイエルンを引き戻す。トリソだ。69分、キングスレー・コマンの左サイドからのクロスに合わせ、力強くゴールネットを揺らした。自陣から長い距離を駆け上がってきたこのフランス人MFを、パリSGの守備陣は捕まえきれなかった。

 試合はこのまま3-1で終了。この結果、ともに勝点15で並んだものの、直接対決の結果により、パリSGが首位通過を決めている。
 
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