『パワサカ』HEROインタビュー 高橋壱晟(ジェフユナイテッド千葉)<前編>

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高校サッカーダイジェスト編集部

2017年07月24日

雪の上で50対50のゲーム。苦しいことを一緒に乗り越え、チームワークが強まりました

『実況パワフルサッカー』は、高校サッカー部を舞台に練習と試合を繰り返し、プロ選手を目指す育成サッカーゲームだ。そこで今回は、昨年度の高校選手権ヒーロー・高橋壱晟選手(ジェフユナイテッド千葉)をフィーチャー。高校サッカーで全国を制し、プロ入り、そして開幕スタメンという、『パワサカ』で言えばSランク間違いなしのニュースターに、『パワサカ』と重ねあわせ、高校当時の思い出を振り返ってもらいました。

――ルーキーながら5月にはシーズンのプレータイムが900分を超え、A契約を勝ち取りました。開幕からコンスタントにピッチに立っていますが、プロの生活には慣れましたか?
高橋 だいぶ慣れました。開幕から試合に出られているので、自信を持ってプレーできるようになりました。
――さて今回は高校時代の話を聞かせてください。青森県出身の高橋選手は青森FC、青森山田中、青森山田高と進学しました。進路を決める際、Jリーグの下部組織に入ろうという考えはありませんでしたか?
高橋 まず、青森を離れることは考えなかったです。プロになるのが目標でしたが、家の近くには強豪の青森山田高校があったので、そこでなら成長できると進学しました。

『パワサカ』もプロ入りを目指し日々成長!

『実況パワフルサッカー』(通称:『パワサカ』)は、主人公のパワサカくんの姿を借りたユーザー自身が、高校サッカー部を舞台に練習を繰り返し、全国制覇、プロ入りを目指すゲーム。育成した選手でチームを組み、全国のユーザーとの対戦が可能です。

――青森山田高への進学は小学校の頃から考えていた?
高橋 そうですね。(青森山田高)の黒田(剛)監督の息子(黒田凱)と青森FC時代から一緒にプレーしていたので、その頃から黒田監督にはいろいろアドバイスをいただいていました。悩むことはなかったです。
――自分の選択は間違いでなかった?
高橋 中学、高校ともに全国制覇を経験できましたからね。厳しい環境で自分を高められました。
――特に高校3年生時には高円宮杯U-18チャンピオンシップ(高校とJリーグのアカデミーを含めたユース年代の日本一を決める大会)と冬の選手権で頂点に立ちました。
高橋 ふたつの大会を戦った約1か月は、今までに経験したことのない充実した日々でした。あっという間に時間が過ぎました。
――選手権の優勝後には取材も殺到したそうですね。
高橋 選手権が終わって千葉の寮に入るまで5日しかなかったんですが、5日間すべてで取材が入っていました。優勝パレードやトークショーにも参加しました(笑)。
 
『パワサカ』でも目指すは全国制覇!

『パワサカ』では地区予選決勝と全国大会の2試合、計3試合を戦います。(※シナリオによって異なる場合があります)途中で負けてしまうと十分な経験点が積めず、最終的に高ランク選手の育成が難しくなります。

――部活を通じて最も成長できた部分は?
高橋 サッカー部はJリーグのユースチームに、技術面では敵いません。だからこそ、気持ちの部分では負けないように意識していました。苦しい練習を誰よりもやった自信があったからこそ、最後まで走り切れたのだと思います。そういう精神的な部分は学べました。
――もう二度とやりたくないような辛いトレーニングはありましたか?
高橋 冬は走り込みが中心でしたね。雪の上じゃボールを使っても技術は伸びないですから。ただ、雪の上で50対50のゲームをやることもありました。ボールを3つ使って、先に3点を取ったほうが勝ちなんですが、負けたチームは罰ゲームとしてタイム走を走らなくちゃいけないんです。だから、みんな必死で(笑)。ただ、苦しいことを一緒に乗り越えるからこそ、チームワークは強まりました。
 
『パワサカ』でもチームワークが試される!

最新シナリオである『シュート!』コラボでは、団結練習による育成が成功のポイント。より多くの仲間と練習し、経験点を積むことで、強い選手が育成できます。
 
――雪の上でプレーすれば足腰も鍛えられそうです。
高橋 でも、辛すぎて辞めたくなりました(笑)。途中からは足場が固まってくるんですが、初めのうちは雪をかき分けながら走らなくちゃいけないのでキツイんです。
――50対50対だと手を抜く人もいそうですね。
高橋 いたかもしれません。でも、そういう選手は冬が空けた時にAチームやBチームから落ちちゃいます。もっとも、上昇志向が強い選手ばかりだったので、球際でも相当に激しく当たり合っていましたね。
――雪国独特のトレーニングですね。
高橋 独特すぎます(笑)。みんな雪が降らない地域の学校を羨ましがっていました。
 
『パワサカ』では鍛えすぎに要注意!?

『パワサカ』でも過度なトレーニングは怪我のもと。練習メニューをうまく組んだり、回復系の持ち込みアイテムを使うことで、効果的に選手を育成しましょう。
 
――ただ、苦しい練習をやり切ったからこそ、全国制覇を成し遂げられたわけですね? 高校生活で手に入れた財産はタフさ?
高橋 そうですね、耐える力は鍛えられました。
――中、高は寮生活?
高橋 いえ、家から通っていました。
――朝練は5時半からやっていたそうですね。
高橋 冬は雪が積もるのでできませんでしたが、4月の初めくらいから11月頃まではやっていましたね。
――一方で学業のほうは?
高橋 うーん、ちゃんとやってはいましたが・・・(笑)。中学の頃は勉強の時間も取れましたが、高校になると朝練の回数も増えたので、両立が難しくなりました。疲労で睡魔に襲われることも多かったです。ただ、テスト前は集中的に勉強していました。
――そこまで成績は悪くなかった?
高橋 赤点はなかったですね。要領よくできていたと思います。
 
勉強?部活?『パワサカ』でもシリアスなテーマ

高校サッカーマンのリアルを描いた『パワサカ』。よって、文武両道をテーマにしたシナリオがときどき登場します。『シュート!』キャラの平松和広をデッキに入れると、こんなシーンも・・・。

――先輩、後輩との関係性は?
高橋 どちらかというと、後輩と積極的にコミュニケーションを取るほうではなかったです。ただ、普通に話していましたよ。
――千葉の選手に聞くと、高橋選手は先輩にも毅然と意見を言える存在だと話していました。
高橋 プロになってからのほうが、年上の人に意見を言えるようになりました。特に高校1年の頃は自信がなくて、今のように振る舞えませんでした。でも、ジェフでは試合に出させてもらっていますし、やらないといけない立場にいると自覚しています。周囲と話すことで、チームが勝てるならそうします。
 
※後編は7月31日に配信予定です。
 
『実況パワフルサッカー』×『シュート!』
『実況パワフルサッカー』は『パワプロ』と『ウイイレ』、2つのスポーツゲームがタッグを組み贈る、サッカー選手育成ゲーム。『ウイイレ』をベースにしたサッカーアクションで描く試合と笑いあり、涙ありの選手育成をスマホで手軽に楽しめる。
 

 
さらに今なら、人気コミック『シュート!』とのコラボを実施中。主人公・トシ(田仲俊彦)をはじめとした『シュート!』キャラクターが『パワサカ』のイベキャラとして登場するほか、8月23日13:59までの期間限定で、PR田仲俊彦・PR平松和広・PR白石健二をプレゼント中。そして、7月19日からは、いよいよ掛川高校のマネージャー・遠藤一美や神谷篤司もイベキャラとして登場!『パワサカ』を始めるなら、今がチャンスだ!
 
メーカー|KONAMI
配信日|配信中(2016年12月7日より)
ジャンル|サッカー・育成
対応OS|Android(5.0以降)、iOS(8.0以降)
価格| 基本プレイ無料(アイテム課金制)
著作権表記|(c) 大島司 (c)Konami Digital Entertainment
お問合せ先|KONAMIお客様相談室 TEL:0570-086-573 ※平日:10:00~18:00(土日祝日休み)
高橋壱晟

青森県出身/1998年4月20日生まれ/178㌢・71㌔/MF
2016年、高校3年時にプリンスリーグ(初優勝)、選手権(初優勝)と2冠を達成。
入団したジェフユナイテッド千葉では、2000年の阿部勇樹以来となる高卒ルーキーで開幕スタメンを飾った。 以後も、昇格を目指すチームの主力として活躍している。
【経歴】 青森FC(青森市立造道小)→青森山田中→青森山田高
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