[J１リーグ17節]仙台２ – ３G大阪／７月１日／ユアスタ
 
　仙台はクリスランが３試合ぶりに先発復帰。一方のG大阪は、堂安律がオランダ１部のフローニンヘンに期限付き移籍。アデミウソンが６試合ぶりにスタメンに名を連ね、長沢駿と前線でコンビを組んだ。
 
　９分、G大阪は倉田秋のスルーパスに抜け出したアデミウソンが中に鋭いクロスを上げると、これが増嶋竜也のオウンゴールを誘い先制点を奪う。
 
　14分、仙台は怪我の永戸勝也に代わり、蜂須賀孝治を投入する。
 
　23分、仙台は西村拓真のポストプレーから三田啓貴が鋭いシュートを放つが、GK東口順昭のスーパーセーブに遭い、ゴールには至らない。
 
　さらに39分、仙台は蜂須賀が強烈なシュートを放つも再び東口に防がれる。前半はG大阪に１点のリードを許して終了した。
 
　後半開始から仙台は、クリスランに代えて奥埜博亮をピッチに送り込む。一方のG大阪は55分、今野泰幸に代えて藤本淳吾を投入する。
 
　64分、G大阪はFKのチャンスを得ると、藤本のクロスに三浦弦太が飛び込む。しかし、ボールは枠を捉えきれず、追加点を挙げることができない。
 
　70分、右サイドに抜け出したアデミウソンが中に折り返すと、走り込んだ井手口陽介が落ち着いて流し込み、２点のリードを奪う。
 
　74分、仙台は右サイドでボールを受けた蜂須賀がペナルティエリア内に侵入、１度はG大阪DFに阻まれるがこぼれ球に反応。しかし、シュートは枠を外れる。
 
　76分、仙台は蜂須賀のクロスに西村が右足で合わせてゴール。１点差に詰め寄ると、80分、右からのCKに大岩一貴が反応し、同点に追いつく。
 
　試合はこのまま終了するかと思われたが、90＋１分、G大阪は藤本のFKにファビオが頭で合わせて勝ち越しゴールを挙げる。
　
　試合は３-２でタイムアップ。２点差を追いつかれたG大阪だったが、土壇場に勝ち越し勝点３を獲得。勝点を32に伸ばし暫定で２位に浮上した。一方、10分で２点を奪い１度は追いついた仙台だったが、最後に力尽き、勝点を奪うことはできなかった。