「前半は我慢になってもいいから堅い試合をしてもいい」
3度のワールドカップ予選を経験し、アジアでの戦い方を知り尽くした岡崎慎司が、目前に迫ったイラク戦での戦い方について言及した。
「(日本代表の)今までのパターンを見ても、前半に上手く行くことはなかなかない。それも想定しながらやったほうがいいかなと」
選手の肌感覚では、日本が立ち上がりや前半に優勢に立つことは、あまりないという。確かに、相手の特長を消しにかかるハリルホジッチ監督の戦術では、前半はまず対戦相手の出方をうかがう傾向が強いかもしれない。それを踏まえたうえで、岡崎はこう提言する。
「むしろ、後半に勝負をかけたほうがいいかもしれない。イラクは後半に弱いというか、最後に集中が切れて試合を落としていることが多いので」
最終予選での成績を振り返ると、イラクは見事なまでに後半の失点が多い。アウェーのオーストラリア戦では、後半に2点を取られて0-2で敗戦。ホームでのサウジアラビア戦も後半に2失点して逆転負けを喫した。また、0-2で敗れたUAE戦も終了間際に追加点を奪われ、サウジアラビアとのアウェーゲームでも後半に1点を取られて0-1で涙を飲んでいる。
日本も山口の劇的なアディショナルタイム弾によって2-1勝利を収めたのは記憶に新しいところだろう。岡崎が後半勝負と言うのもうなずける。
もちろん、「そういう意味では失点しないということが前提。自分たちが入りを失敗してしまうと難しい試合になってしまう」。中東の酷暑や高地での戦いを考えると、コンディション面では日本に不利だ。なおさら、先制点を与えるのは避けたい。となれば――。
「前半は我慢になってもいいから堅い試合をしてもいい」
岡崎の頭のなかには、すでにゲームプランができている。
「(日本代表の)今までのパターンを見ても、前半に上手く行くことはなかなかない。それも想定しながらやったほうがいいかなと」
選手の肌感覚では、日本が立ち上がりや前半に優勢に立つことは、あまりないという。確かに、相手の特長を消しにかかるハリルホジッチ監督の戦術では、前半はまず対戦相手の出方をうかがう傾向が強いかもしれない。それを踏まえたうえで、岡崎はこう提言する。
「むしろ、後半に勝負をかけたほうがいいかもしれない。イラクは後半に弱いというか、最後に集中が切れて試合を落としていることが多いので」
最終予選での成績を振り返ると、イラクは見事なまでに後半の失点が多い。アウェーのオーストラリア戦では、後半に2点を取られて0-2で敗戦。ホームでのサウジアラビア戦も後半に2失点して逆転負けを喫した。また、0-2で敗れたUAE戦も終了間際に追加点を奪われ、サウジアラビアとのアウェーゲームでも後半に1点を取られて0-1で涙を飲んでいる。
日本も山口の劇的なアディショナルタイム弾によって2-1勝利を収めたのは記憶に新しいところだろう。岡崎が後半勝負と言うのもうなずける。
もちろん、「そういう意味では失点しないということが前提。自分たちが入りを失敗してしまうと難しい試合になってしまう」。中東の酷暑や高地での戦いを考えると、コンディション面では日本に不利だ。なおさら、先制点を与えるのは避けたい。となれば――。
「前半は我慢になってもいいから堅い試合をしてもいい」
岡崎の頭のなかには、すでにゲームプランができている。