【日本代表】「自信は全然ない」。充実一途の原口元気が抱く危機感

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年10月06日

「パスだけで綺麗に崩すのは難しい」

タイ戦に続いて、左ウイングでの先発が予想される原口。ヘルタ・ベルリンでは好調を維持している。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 香川や本田が所属クラブで出番に恵まれず、宇佐美や武藤が故障で招集を辞退したこの10月シリーズで、小さくない期待を集めているのが原口だ。
 
 加入3年目のヘルタ・ベルリンでは、ここまで6試合にフル出場。得点こそないものの、ブンデスリーガ2節のインゴルシュタット戦では2アシストをマーク。大衆紙『ビルト』の週間ベスト11に選ばれた。
 
 好調には違いないが、日本代表に合流した本人の口から出たのは反省の言葉だった。
 
「自信は全然ないです。危機感しかない。もっと、やらなきゃいけない」
 
 9月6日のタイ戦で貴重な先制点を奪うなど、日本代表での存在価値も試合を重ねるごとに高まっている。とはいえ、現状に満足している様子は微塵も感じられない。
 
「得点に直結するプレーを増やしていきたい。ヘルタでもそうですけど、代表ではもっと求められている部分だと思うので。監督からも『フォワードだから点を取ってほしい』というのは言われています」
 
 10月6日に対戦するイラクは間違いなく引いて守ってくるだろう。そうした状況下で、大きな武器になりえるのが、原口の仕掛けだ。
 
「パスだけで綺麗に崩すのは難しい。サイドに開いた位置からドリブルで一枚剥がすプレーは、必要になってくるはず。加えて、ダイレクトで裏を狙うようなランニング。その両方をできたらいいなと思います」
【関連記事】
【セルジオ越後】「劇的」の影で、浮き彫りになった深刻な課題。中心選手が揃って90分間持たなくなっている
金田喜稔がイラク戦を斬る! 「謎が深まるハリル采配。精彩を欠いた本田のプレーに違和感を覚えなかったのか?」
【日本 2-1 イラク|採点&寸評】期待に応えた清武と劇的決勝弾の山口が高評価! 一方で本田や岡崎らは低調…
【日本代表】本田のジレンマ? 「本当はこっちが向こうをバカにしたい」
【日本代表】殊勲の吉田がパワープレーの是非論を一蹴。「今日は勝ちましたよね」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ