セルティックは１月の移籍市場でストライカーの獲得が必要と言われている。古橋亨梧は１年前に退団してから、レンヌとバーミンガムで苦しんでいるところだ。そのため、マーケットのスタート直前に、両者の復縁がうわさになっている。

　数々のゴールとタイトルをもたらした古橋が、セルティックのサポーターから愛されたのは周知のとおりだ。ただ、移籍してから苦戦しているとの知らせは、グラスゴーにまで届いている。バーミンガムでどのように受け止められているかも気になるところだろう。

　セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』は12月29日、バーミンガムのサポーターがSNSで古橋についてどのように評しているかを紹介した。一部のサポーターは出場機会の少なさを考慮しているが、24節を終えたリーグ戦で無得点とあって厳しい声もあるようだ。
 

「払った金額の75％なら取引成立だ」
「オーストン・トラスティとトレードしろ」
「トラスティとハタテ（旗手怜央）なら？」
「ビッグ・アンジェ（ポステコグルー）を招へいし、キョウゴにゴールを量産させよう」
「シーズン最初の試合でキョウゴに何があったのか、本当に不思議だ。あの試合で彼はゴールを量産すると本当に思っていたんだけどな」
「キョウゴが出た20試合のうち、出場時間が25分未満だったのは５試合だけだ。10分しか出ていないとか、何かするには時間が足りなかったとか、そういう神話はもうやめよう」
「20試合で無得点、悪く聞こえるだろう。でも、出場した試合の大半で、彼がプレーしたのは10～20分間だけだった。出場時間を合計すると、フル出場８試合分だ。（クリス・）デイビス監督は彼を先発出場させる必要がある」
「どうしてキョウゴの先発を望む人がそんなに多いんだ？　何を根拠に？　彼を見てきて、スタメンに相応しいと思った瞬間が全く思いつかないんだけど。みんな何を見て彼の先発を望んでいるんだろうか。彼がゴールを量産するようになると期待しているのか？　自分は違う」

　ストライカーである以上、ゴールという結果を残せなければ、批判を浴びるのは避けられない。ただ、セルティック復帰には賛否両論もある。苦難に満ちた１年を過ごした古橋は、この先をどのように見据えているのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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