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【磐田】小林祐希の穴を埋めるのは?名波監督は「小林が6だとしたら、2か3の選手を育てなくてはいけない」

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年08月19日

小林の代役探しは困難だが、名波監督に悲観する様子はない。

名波監督は「祐希の移籍がチームの活性化につながればいい。(チームが変わる)良いきっかけにしたい」と前を向いた。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 小林のヘーレンフェーン移籍にともない、磐田のトップ下争いが活発化している。8月20日(土)の鳥栖戦には、ここ7試合に先発しているボランチの川辺が起用される見込みだが、今のところ名波監督は川辺を固定するつもりはないようだ。
 
 川辺を選んだのは、「試合に出続けているので入りは良いと思うし、祐希に言ってきたことを横で聞いてきたので、私がやりたい守備や、攻撃に入る時の顔出しなど、 言わなくてもやれる部分があるだろうから」との理由だ。ただし、「本人は試行錯誤しながらだと思うし、まだまだ不慣れでしょう。トップ下は、みんなで回していくしかない」とも言う。
 
 さらに名波監督は、こんな言葉も残した。「祐希のトップ下のプレーが10点満点で6だとしたら、2か3の選手をこれから育てていかなくてはいけない」。
 
 トップ下で唯一無二の存在感を放っていた小林の代役を務め上げるのは、簡単なことではない。そうした選手を実戦のなかで「育てて行かなくてはいけない」のは、第2ステージでいまだ勝利のない磐田にとってハードルの高いミッションだろう。
 
 とはいえ、名波監督に悲観する様子はない。
 
「祐希の移籍がチームの活性化につながればいい。(チームが変わる)良いきっかけにしたい」
 
 競争を活性化して「2か3の選手」の成長を促し、チームのレベルアップにつなげるのが指揮官の狙いだ。また一方で、現実的な策として、紅白戦では1トップ+2シャドーの形もテストしている。
 
 磐田は8月19日時点で勝点27の年間順位13位と、降格圏の16位・名古屋に勝点8差をつけている。しかし、第2ステージは前述のとおり勝利がなく、4分4敗の16位だ。ひとつ間違えば、残留争いに巻き込まれかねない位置にいる。
 
 指揮官が言うように、小林の移籍が「(チームが変わる)良いきっかけ」になるのか。鳥栖戦のパフォーマンスや采配に注目だ。
 
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