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「アルゼンチンの暴挙に世界が激怒」日本と韓国に“勝利”→世界王者と対戦実現のアフリカ小国、驚愕の38億円出費に国民憤慨「最低月収は1.6万円。全く相容れない」

カテゴリ:国際大会

サッカーダイジェストWeb編集部

2025年11月12日

「深い怒りと深刻な懸念を表明する」

アルゼンチン代表は11月14日にアンゴラとアウェーで対戦する。(C)Getty Images

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 2022年のワールドカップを制した現世界王者のアルゼンチンは、今回の国際Aマッチウィークで、アフリカの小国アンゴラと敵地で対戦する。

 一時は日本や韓国との対戦が取り沙汰されていたが、条件が折り合わなかったようだ。韓国メディア『Xports News』は「アルゼンチンは当初、韓国、日本、中国を含む東アジア諸国と交渉を行っていたが、高額な試合料が原因で交渉は決裂した」と伝えた。

 また、中国メディア『Titan Sports』は、アンゴラがアルゼンチン側に支払う金額は1000万~1200万ドル(約15億~18億円)で、アンゴラの国民からは不満が噴出していると報じている。

「アンゴラは、リオネル・メッシ率いるアルゼンチンと試合開催にあたり、アルゼンチンに1000万~1200万ドルの試合料を支払わなければならない。さらに、アンゴラ政府はこの試合のために国立競技場の改修の第2期工事を行い、約1360万ドルの費用を投じた。つまり、アンゴラ政府は現ワールドカップ王者をアンゴラに招致するために、約2500万ドル(38億円)を費やしたことになる」
 
 同メディアは、「アンゴラは、豊富な天然資源に恵まれているにもかかわらず、決して裕福とは言えない。貧富の差は大きく、地域開発には不均衡があり、貧困層や飢餓に苦しむ人々の割合は高い状況だ。国と国民の貧困を鑑み、アンゴラ政府が巨額の資金を投じてアルゼンチン代表を親善試合に招待するという決定は、アンゴラ国内で反発を招いている。アンゴラの5つの市民団体が、アンゴラ政府の決定に疑問を呈する公開書簡を発表した」と続けた。

 その書簡には、次のように記されていたという。

「最低賃金がわずか月10万クワンザ(約108ドル=1万6000円)で、多くの国民の収入がそれよりも低い国において、単なる象徴的なイベントに数千万ドルを費やすことは、国家の優先事項を著しく覆すものだ。我々は深い怒りと深刻な懸念を表明する。これはアンゴラの公的資金の不適切な管理であり、我が国が直面している深刻な経済的現実とは全く相容れない」

 これを受けて、『Xports News』は「アルゼンチンの暴挙に世界が激怒。最貧国の一つアンゴラの市民団体が『強い怒りを覚える』と抗議した」と伝えた。

「史上最高のサッカー選手、リオネル・メッシを招待するため、天文学的な額の招待料を支払ったアンゴラが、市民団体の激しい反対に直面している」

 この試合は、11月11日のアンゴラの独立記念日を祝うために開催される。だが、あまりに大きすぎる出費は受け入れがたいようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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