レアル・ソシエダのMF久保建英は複数の強豪クラブからの関心が取り沙汰されている。

　イングランドの名門マンチェスター・ユナイテッドもそのひとつだ。

　ユナイテッドの専門サイト『THE PEOPLES PERSON』は「久保建英は、アフリカ・ネーションズカップで選手が離脱するユナイテッドの答えになるかもしれない」と見出しを打った記事を掲載。今冬の獲得の可能性について報じている。

　同メディアは、カメルーン代表のブライアン・ムベウモとコートジボワール代表のアマト・ディアロのアフリカ人コンビについて、「２人の良好な関係のおかげで、ユナイテッドの右サイドはここ最近、圧倒的な強さを見せている」と評価。「12月のアフリカネーションズカップに向けて、両選手の離脱が控えていることから、問題が迫っている」と伝えた。
 

　記事は「ルベン・アモリム監督はクオリティ不足に陥るだろう」と懸念を示し、「久保がその答えになるかもしれない」と綴った。

「スペインメディア『Fichajes』は、レッドデビルズがレアル・ソシエダの久保に注目していると主張した。久保はここ数シーズン、バスク地方のクラブの目玉選手の一人である。しかし現在、チームは売却を検討しており、この日本のスーパースターの契約には6000万ユーロの契約解除条項があるにもかかわらず、ソシエダはそれ以下の金額での契約も受け入れる構えだ」

「報道によると、イングランドリーグで20度の優勝を誇るこのクラブに加え、トッテナム、エバートンも関心を示している。彼らは3000万ユーロ前後のオファーを予定している」

　12月21日に開幕するアフリカ・ネーションズカップに参加する選手は、最大１か月程度の離脱を余儀なくされる。そのためだけに高額な移籍金を支払うとは考えにくいが、元々、右サイドを強化したい考えがあれば、本腰を入れる可能性はなくはないだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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