「今出来ることを1つずつ積み重ねていくしかありません」
J3の松本山雅FCが11月2日、今季J2昇格の可能性が消滅したことを受け、声明を発表した。
15位の松本は同日、J3第34節で鹿児島ユナイテッドFCと敵地で対戦。42分に村越凱光、53分に滝裕太がネットを揺らして2点を先取も、後半に3失点。2-3の逆転負けで、今季のJ2昇格プレーオフ進出が不可能となった。
これに伴い、松本は公式サイトに小澤修一社長のコメントを掲載。目標を達成できなかったことに対しての謝罪と今後に向けた決意を示した。
声明は以下のとおり。
15位の松本は同日、J3第34節で鹿児島ユナイテッドFCと敵地で対戦。42分に村越凱光、53分に滝裕太がネットを揺らして2点を先取も、後半に3失点。2-3の逆転負けで、今季のJ2昇格プレーオフ進出が不可能となった。
これに伴い、松本は公式サイトに小澤修一社長のコメントを掲載。目標を達成できなかったことに対しての謝罪と今後に向けた決意を示した。
声明は以下のとおり。
「日頃より松本山雅FCに対して熱いご支援をいただき、誠にありがとうございます。2024年12月7日、あの日に味わったやり場のない想いと悔しさを皆さんと共に必ず晴らす、そのような強い想いのもとにスタートした2025シーズンでしたが、第34節の結果を受けJ2昇格プレーオフ進出の可能性が消滅し、目標に掲げていた2025シーズンでのJ2昇格を果たすことが出来ませんでした。
松本山雅FCを応援し、支えてくださるサポーターの皆様、パートナー企業の皆様はじめ、全てのステークホルダーの皆様のご期待とは程遠い結果となってしまい、目標を達成できませんでしたことを、ここに深くお詫び申しあげます。
今シーズンにおいては早川監督の指揮のもと攻守において主体的なフットボールを標榜し、ボールを主体的に奪い、即時攻撃へという攻守一体型のトランジッションを意識したチーム作りを進めてきましたが、攻守における各スタッツが示すように勝負所で競り勝つことが出来ずに勝ち点を重ねることが出来ませんでした。シーズン中、トップチーム強化本部を中心にピッチでの結果を出すために幾度も話し合いを重ね、日々のトレーニングで選手の成長を促し、チームとしての改善を試みて参りましたが、最終的にチームの戦績という成果に繋げることが出来ませんでした。
降雪の影響もあり、開幕前から練習環境を整えることから始まり、怪我人や選手の離脱、度重なる試合延期など、想定外のいくつものアクシデントが発生する中で一切の言い訳をせず、チーム一丸となり乗り越えようと挑戦してくれている早川監督、スタッフ、そして選手達には改めて感謝をしております。
目の前の1試合に最善を尽くすように挑戦して参りましたが、振り返ればもっとサポート出来たことがあったのではないか、もっと良い判断、アプローチが出来たのではないか、思い描いていたものとは程遠いシーズンとなってしまったこと、応援いただいている皆様へピッチの結果で感謝の気持ちを伝えることが出来なかったこと、言葉では言い表すことが出来ないほど非常に悔しく、現状を重く受け止めております。
ただ、その中でもホームグロウン対象の選手を始めとした若手選手の躍動、成長はクラブがこれまで取り組んできた育成の成果とこれからの未来への希望が見られたシーズンでもあります。育成組織の成熟はこれからのクラブの成長には欠かすことが出来ません。更なる成長のために環境整備も含め、多くのステークホルダーのご協力をいただきながら引き続き取り組んで参る所存です。
また、企業としては3期連続の赤字が続いていた中、今年度は事業の黒字化に向けた取り組みをチーム強化と並行してどのように実行していけるか、クラブ一丸となってチャレンジをして参りました。事業面の成果が見え始めていた最中、ホームスタジアムでの試合開催が出来ないという想定外な難局に直面しておりますが、自分たちに出来ることに矢印を向け、未来のために今出来ることを1つずつ積み重ねていくしかありません。
ピッチの結果を出すことで成長してきたクラブは今、大きな変革期を迎えています。Jリーグ全体が大きく変化し成長しているスピード以上に、ピッチの結果を出すために、クラブが成長し、支える存在に成長していかなければなりません。
『未来への夢と感動へチャレンジ』
この企業理念の通り、私たちは応援いただける皆様とともに挑戦し続ける姿を表現し続ける必要があります。来年からはシーズン移行が実施され、誰もが経験したことがない新しい歴史が幕を開けます。これから先の未来に向けて成長していくためにも、今シーズンの残り試合でわたしたちの想いをどう表現できるかが非常に大切だと感じています。
多くの方の想いが詰まったこの活動を、来期以降もJリーグのピッチで表現できるように、今期の残り試合の中で挑戦し続ける姿を表現することが未来へ繋がると信じて、応援いただいている皆様とともに全力で闘い抜いて参ります。
引き続き、松本山雅の活動にご支援、ご声援、共創のほど、よろしくお願い申し上げます」
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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松本山雅FCを応援し、支えてくださるサポーターの皆様、パートナー企業の皆様はじめ、全てのステークホルダーの皆様のご期待とは程遠い結果となってしまい、目標を達成できませんでしたことを、ここに深くお詫び申しあげます。
今シーズンにおいては早川監督の指揮のもと攻守において主体的なフットボールを標榜し、ボールを主体的に奪い、即時攻撃へという攻守一体型のトランジッションを意識したチーム作りを進めてきましたが、攻守における各スタッツが示すように勝負所で競り勝つことが出来ずに勝ち点を重ねることが出来ませんでした。シーズン中、トップチーム強化本部を中心にピッチでの結果を出すために幾度も話し合いを重ね、日々のトレーニングで選手の成長を促し、チームとしての改善を試みて参りましたが、最終的にチームの戦績という成果に繋げることが出来ませんでした。
降雪の影響もあり、開幕前から練習環境を整えることから始まり、怪我人や選手の離脱、度重なる試合延期など、想定外のいくつものアクシデントが発生する中で一切の言い訳をせず、チーム一丸となり乗り越えようと挑戦してくれている早川監督、スタッフ、そして選手達には改めて感謝をしております。
目の前の1試合に最善を尽くすように挑戦して参りましたが、振り返ればもっとサポート出来たことがあったのではないか、もっと良い判断、アプローチが出来たのではないか、思い描いていたものとは程遠いシーズンとなってしまったこと、応援いただいている皆様へピッチの結果で感謝の気持ちを伝えることが出来なかったこと、言葉では言い表すことが出来ないほど非常に悔しく、現状を重く受け止めております。
ただ、その中でもホームグロウン対象の選手を始めとした若手選手の躍動、成長はクラブがこれまで取り組んできた育成の成果とこれからの未来への希望が見られたシーズンでもあります。育成組織の成熟はこれからのクラブの成長には欠かすことが出来ません。更なる成長のために環境整備も含め、多くのステークホルダーのご協力をいただきながら引き続き取り組んで参る所存です。
また、企業としては3期連続の赤字が続いていた中、今年度は事業の黒字化に向けた取り組みをチーム強化と並行してどのように実行していけるか、クラブ一丸となってチャレンジをして参りました。事業面の成果が見え始めていた最中、ホームスタジアムでの試合開催が出来ないという想定外な難局に直面しておりますが、自分たちに出来ることに矢印を向け、未来のために今出来ることを1つずつ積み重ねていくしかありません。
ピッチの結果を出すことで成長してきたクラブは今、大きな変革期を迎えています。Jリーグ全体が大きく変化し成長しているスピード以上に、ピッチの結果を出すために、クラブが成長し、支える存在に成長していかなければなりません。
『未来への夢と感動へチャレンジ』
この企業理念の通り、私たちは応援いただける皆様とともに挑戦し続ける姿を表現し続ける必要があります。来年からはシーズン移行が実施され、誰もが経験したことがない新しい歴史が幕を開けます。これから先の未来に向けて成長していくためにも、今シーズンの残り試合でわたしたちの想いをどう表現できるかが非常に大切だと感じています。
多くの方の想いが詰まったこの活動を、来期以降もJリーグのピッチで表現できるように、今期の残り試合の中で挑戦し続ける姿を表現することが未来へ繋がると信じて、応援いただいている皆様とともに全力で闘い抜いて参ります。
引き続き、松本山雅の活動にご支援、ご声援、共創のほど、よろしくお願い申し上げます」
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