「試合よりも練習のほうが落ち込むことが多い」
東洋大学は関東大学サッカーリーグ1部の第16節で日本大学と対戦し、2-2で引き分けた。この試合で1年生ながらスタメンに名を連ねたのが、DF岡部タリクカナイ颯斗だ。
187センチの長身とスピードを武器に名門・市立船橋高の最終ラインを支えた岡部は、今年度より東洋大に進学。トップチームで研鑽を積んでいる。
大学リーグで前半戦から出番を掴んだ岡部は、今季の序盤を「とにかく必死にやって、ようやく相手に勝てるぐらいだった」と振り返る。
またチームは今年、天皇杯でJ1の柏レイソルやアルビレックス新潟を下し、ベスト16まで勝ち進んだ。この東洋大の快進撃に貢献した19歳は、得難い経験をこう語った。
「いろいろなタイプの素晴らしいフォワードと対峙することが多く、それが成長できているという実感につながっています」
さらに8月には2026年に開催されるU-23アジアカップの予選を戦ったU-22日本代表に選出。天皇杯での躍動とともにこれも大きな自信となっており、プレーにも好影響がもたらされているという。ただ、本人がもっとも大事にしているのは“謙虚さ”だ。
「こうやって代表に呼んでもらったり、試合に出してもらったりしている時こそ、謙虚さを失ってはいけないと思っています。絶対に勘違いしてはいけない。勘違いをしてしまったら終わっていくと思うので。そこだけは間違えないように意識しています」
187センチの長身とスピードを武器に名門・市立船橋高の最終ラインを支えた岡部は、今年度より東洋大に進学。トップチームで研鑽を積んでいる。
大学リーグで前半戦から出番を掴んだ岡部は、今季の序盤を「とにかく必死にやって、ようやく相手に勝てるぐらいだった」と振り返る。
またチームは今年、天皇杯でJ1の柏レイソルやアルビレックス新潟を下し、ベスト16まで勝ち進んだ。この東洋大の快進撃に貢献した19歳は、得難い経験をこう語った。
「いろいろなタイプの素晴らしいフォワードと対峙することが多く、それが成長できているという実感につながっています」
さらに8月には2026年に開催されるU-23アジアカップの予選を戦ったU-22日本代表に選出。天皇杯での躍動とともにこれも大きな自信となっており、プレーにも好影響がもたらされているという。ただ、本人がもっとも大事にしているのは“謙虚さ”だ。
「こうやって代表に呼んでもらったり、試合に出してもらったりしている時こそ、謙虚さを失ってはいけないと思っています。絶対に勘違いしてはいけない。勘違いをしてしまったら終わっていくと思うので。そこだけは間違えないように意識しています」
U-22日本代表の大岩剛監督には代表招集によって「見られる目が変わる」と助言を受けた。謙虚であり続ける先に道は拓ける。その考え方は岡部の根本にあるものだ。
「(東洋大という)チームがあってこそ、個人として代表に呼んでもらえていると思います。東洋のチームメイトやスタッフに感謝を忘れてはいけないし、個人としても地に足つけて頑張らないといけないです」
その謙虚さも自身の成長につながっているのだろう。「試合よりも練習のほうが落ち込むことが多い」と話す俊英は、自身のウィークポイントを素直に認めながら、積極的に改善に取り組んでいる。
「練習は苦手なプレーを試し、チャレンジできる場だと思っています。よくミスをするのですが、それを恐れてはいけないし、どんどんトレーニングで失敗して、成長していきたいと思っています」
J1の選手たちと本気のバトルを繰り広げ、28年のロス五輪出場を目論むチームに選ばれながらも、岡部は決して自分を大きく捉えない。そして自らの苦手な箇所を見つけては、トレーニングでそこに注力する。
「練習を無駄にしたら成長はできないと思うので、今まで以上に集中して取り組みたい」と、1日1日を大切に、ピッチの上で自信を積み重ねていくのだ。
取材・文●藤井圭
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「(東洋大という)チームがあってこそ、個人として代表に呼んでもらえていると思います。東洋のチームメイトやスタッフに感謝を忘れてはいけないし、個人としても地に足つけて頑張らないといけないです」
その謙虚さも自身の成長につながっているのだろう。「試合よりも練習のほうが落ち込むことが多い」と話す俊英は、自身のウィークポイントを素直に認めながら、積極的に改善に取り組んでいる。
「練習は苦手なプレーを試し、チャレンジできる場だと思っています。よくミスをするのですが、それを恐れてはいけないし、どんどんトレーニングで失敗して、成長していきたいと思っています」
J1の選手たちと本気のバトルを繰り広げ、28年のロス五輪出場を目論むチームに選ばれながらも、岡部は決して自分を大きく捉えない。そして自らの苦手な箇所を見つけては、トレーニングでそこに注力する。
「練習を無駄にしたら成長はできないと思うので、今まで以上に集中して取り組みたい」と、1日1日を大切に、ピッチの上で自信を積み重ねていくのだ。
取材・文●藤井圭
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