日本代表は10月14日、ブラジルとの親善試合で３－２の勝利。王国相手に史上初めて白星を飾った。
森保ジャパンは26分にパウロ・エンリケ、32分にはガブリエウ・マルチネッリにネットを揺らされ、０－２で前半を終える。それでも後半に反撃。52分にファブリシオ・ブルーノのミスを突いて南野拓実が１点を返すと、62分には中村敬斗が同点弾、71分には上田綺世が決勝点を決めて劇的な逆転勝利を収めた。
インドネシアメディア『IDN Times』もこの歴史的勝利を報道。「日本はブラジルとの親善試合で恥をかかせることに成功した」との見出しで伝え、「アジア王者の地位にある日本は、確実に我々の模範となるべきだ」と戦いぶりを称賛した。
「日本のサッカーシステムが大成功の鍵」
また同メディアは、小川佳実PSSI（インドネシアサッカー協会）審判委員長、望月聡女子代表テクニカルアドバイザー、大谷竹之インドネシアリーグ競技・運営部ゼネラルマネージャーといった日本人の専門家がインドネシアサッカーの発展に協力していることを紹介した。
そのうえで、「日本の示す道が確実に見本となり得る。日本のサッカーシステムがサムライブルーの最高レベルでの大成功の鍵となっている」と分析し、この勝利がアジアサッカー全体への模範となると強調した。
森保ジャパンのブラジル撃破は、日本代表の国際舞台での競争力の高さを改めて示すとともに、アジア各国からも注目を集めている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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