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「監督が望んだ補強ではなかった」9月は全く出番なし…名門日本人コンビの“冷遇”に現地メディアは懸念

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2025年10月03日

指揮官は「とてもハードワークしている」

ともにELの登録メンバーから外れた稲村(左)と山田。(C)Getty Images

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 川崎フロンターレから山田新、新潟アルビレックスから稲村隼翔が、それぞれこの夏にセルティックへ移籍した際は、同クラブにおける日本人選手の系譜が続くと思われた。

 だが、山田も稲村も、9月に入ってからは出場の機会を失っている。ヨーロッパリーグの登録メンバーにも含まれず、スコットランド国内でもリーグ戦やカップ戦で出番がない状態だ。

 この夏のセルティックの補強が周囲やサポーターに批判されてきたのは周知のとおり。チーム強化の必要性を訴えてきたブレンダン・ロジャーズ監督は、山田と稲村の獲得を望んでいたわけではないと言われる。

 長期的な視点での獲得とみられるが、選手にとって出場機会は重要だ。指揮官は山田と稲村をどう見ているのか。専門サイト『Celts Are Here』によると、ロジャーズ監督は『Celtic TV』で「彼らはとにかくハードに良いトレーニングをしている」と話した。
 
「彼らの出番があったら、できる限りフィットしたコンディションで臨めるだろう」

「(序列で)彼らの前に選手たちがいる。彼らも良い選手たちで、とてもハードワークしているよ。機会が訪れれば、彼らは良い状態にあるだろう」

Celts Are Hereは「この発言は、両選手がセルティックで割って入っていくのが大変であることを強調している。ロジャーズ監督は序盤戦でもっと実績のある選手たちを好んできた」と報じている。

「今のところ、イナムラかヤマダがファーストチームでインパクトを残すのを見るまで、サポーターは我慢する必要がある。だが、監督のコメントは、両選手が舞台裏で慎重に育成されていることを示唆しているだろう。監督が望んだ補強でなかったのは明白だ。しかし、クラブは彼らに何かを見たからこそ、加えたに違いない」

 名門セルティックはチャンピオンズ・リーグ予選敗退をはじめとする結果や内容が批判の的になっている。夏に移籍を望んだ前田大然や、ステップアップへの意欲を隠してこなかった旗手怜央も例外ではない。このまますべての日本人選手たちにとって難しいシーズンとなるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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