「ラメンスは史上最高の補強となる可能性もあるが…」
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンド守護神ピーター・シュマイケル氏が、古巣のGKの補強に痛烈なダメ出しをした。
ユナイテッドは今夏、昨季まで正GKを務めていたアンドレ・オナナを、トルコのトラブゾンスポルへの期限付き移籍で放出した一方、ベルギーのアントワープからセンヌ・ラメンスを獲得した。
世界有数のGKであるジャンルイジ・ドンナルンマ(パリ・サンジェルマンからマンチェスター・シティに移籍)と、エミリアーノ・マルティネス(アストン・ビラに残留)が市場を賑わせていたなか、ネームバリュー的には寂しい補強となった。
シュマイケル氏は、非常にがっかりしている様子だ。
「エミ・マルティネスと契約すべきだった。そして実際、チャンスがあった時にジャンルイジ・ドンナルンマを獲りに行くべきだった。マルティネスに関しては、全てが整っており、それは本当に良いニュースだと感じられた。彼はまさにマンチェスター・ユナイテッドに必要なタイプのゴールキーパーだからだ。
マルティネスは最高レベルで実力を証明している。基本的なプレーを全て見事にこなすだけでなく、それ以上に真のリーダーシップを発揮する。ストライカーを悩ませるゴールキーパーだ。その存在感は極めて重要だ」
ユナイテッドは今夏、昨季まで正GKを務めていたアンドレ・オナナを、トルコのトラブゾンスポルへの期限付き移籍で放出した一方、ベルギーのアントワープからセンヌ・ラメンスを獲得した。
世界有数のGKであるジャンルイジ・ドンナルンマ(パリ・サンジェルマンからマンチェスター・シティに移籍)と、エミリアーノ・マルティネス(アストン・ビラに残留)が市場を賑わせていたなか、ネームバリュー的には寂しい補強となった。
シュマイケル氏は、非常にがっかりしている様子だ。
「エミ・マルティネスと契約すべきだった。そして実際、チャンスがあった時にジャンルイジ・ドンナルンマを獲りに行くべきだった。マルティネスに関しては、全てが整っており、それは本当に良いニュースだと感じられた。彼はまさにマンチェスター・ユナイテッドに必要なタイプのゴールキーパーだからだ。
マルティネスは最高レベルで実力を証明している。基本的なプレーを全て見事にこなすだけでなく、それ以上に真のリーダーシップを発揮する。ストライカーを悩ませるゴールキーパーだ。その存在感は極めて重要だ」
61歳の元デンマーク代表GKはその上で、23歳のベルギー代表GKラメンスについて「正直、移籍の噂が出るまで彼の名前を聞いたことがなかった」と明かした。
「彼の統計は、ヨーロッパのトップ 10 リーグで非常に優れている事実は知っている。しかし、それはベルギーのアントワープ、それも5位に終わったチームでの数字だ。彼は8回のPKのうち4回をセーブしたが、統計だけに基づいて選手を獲得するのは危険だ。統計はミス後の反応や、マンチェスター・ユナイテッドというプレッシャーにどう対処するかを表してはいない。そのプレッシャーは、フットボール界で他に類を見ないものだ。
ラメンスは史上最高の補強となる可能性もあるが、現時点では期待に満ちた獲得という感があり、現時点でユナイテッドが必要としているものではない。もしマルティネスと一緒に彼を獲得していたら、それは完璧な選択だっただろう。実績のあるワールドカップ優勝者をナンバーワンとし、その背後で才能ある若手ゴールキーパーを育成するんだ」
今季は開幕から、在籍3年目のアルタイ・バユンドゥルがユナイテッドのゴールを守っている。ただ、決して絶対的な存在ではない。有望株ラメンスの台頭はあるのか。もう知らないとは言わせない――名を揚げたいところだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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ラメンスは史上最高の補強となる可能性もあるが、現時点では期待に満ちた獲得という感があり、現時点でユナイテッドが必要としているものではない。もしマルティネスと一緒に彼を獲得していたら、それは完璧な選択だっただろう。実績のあるワールドカップ優勝者をナンバーワンとし、その背後で才能ある若手ゴールキーパーを育成するんだ」
今季は開幕から、在籍3年目のアルタイ・バユンドゥルがユナイテッドのゴールを守っている。ただ、決して絶対的な存在ではない。有望株ラメンスの台頭はあるのか。もう知らないとは言わせない――名を揚げたいところだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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