パルマに所属する日本代表GKの鈴木彩艶は、この夏にイタリアの強豪から関心を寄せられていた。ただ、最終的には移籍することなく残留している。
移籍市場に精通するマッテオ・モレット記者によると、鈴木に注目していたのは昨季のセリエA王者ナポリと名門ミランだ。前者はアレックス・メレトと競争しつつ、将来的にゴールマウスを託せるような守護神を、後者は去就が不透明だったマイク・メニャンの後釜を探していた。
ただ、この夏に鈴木を手放すつもりがなかったパルマは、3000~4000万ユーロ(約48億~64億円)という高額な価格をつけていたとされる。この金額も影響したか、鈴木の移籍は実現せず。ナポリはトリノからヴァニャ・ミリンコビッチ=サビッチを獲得している。
ミラン専門サイト『Milan News 24』は9月11日、「ザイオンに関する一連の話は、イタリア市場の競争を改めて示している。最高のタレントを手に入れようとトップクラブがライバルとして競っているのだ」と報じた。
「どちらも取引は実現しなかったが、パルマがこれほど高く評価しているのは、守護神をどれだけ信じているかの証であることは間違いない。イグリ・ターレSDとマッシミリアーノ・アッレーグリ監督を筆頭とするミランの幹部陣は、将来的に向けたGK市場を引き続き注視している。一方、ナポリはGK陣を完成させるための適切な駒としてミリンコビッチ=サビッチを見つけた」
「イタリア市場の競争を改めて示している」
「スズキの話は、市場の動きがどれだけ急速に変わり得るか、選手の運命が様々な要素や他の主役たちの組み合わせ次第であることがしばしばであることの完璧な一例だ」
パルマは今季いっぱい鈴木を起用し、来年夏により高値で売却する狙いと言われる。ミランはメニャンの契約が今季限りとあり、今後の動きも注目されるところだ。
ただ、同メディアが報じたように、移籍は様々な要素が複雑に絡んだ末に、すべてがクリアになって実現するものだ。日本がさらなる飛躍を期待する23歳の守護神には、どんな未来が待っているのか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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