88分、渡辺に代えて喜田を投入

ルヴァン杯準々決勝第1戦を1ー4で落とした横浜FM。中3日で迎える第2戦に向けて、大島監督は「マリノスらしく、しっかり強く戦っていく姿を見せたい」と前を向いた。(C)SOCCER DIGEST
[ルヴァン杯準々決勝第1戦]横浜 1-4 柏/9月3日/日産スタジアム
9月3日に行なわれたルヴァンカップ準々決勝第1戦で、横浜F・マリノスは柏レイソルとホームで対戦。18分に先制点を奪われ、53分と70分にも追加点を許した横浜FMは、82分に植中朝日のゴールで1点を返すが、90+8分に再びネットを揺らされ、1-4で敗れた。
結果を見れば惨敗だが、横浜FMが終始劣勢だったわけではない。植中が「4点、5点と取れるチャンスはあった」と振り返ったように、9分と10分には天野純と鈴木冬一が立て続けに、その3分後にも山根陸がミドルで相手ゴールを脅かした。
1点ビハインドだった43分には、相手DFにブロックされたものの、松村晃助のクロスに反応したディーン・デイビッドが惜しいシュートを放った。
そして55分には鈴木、60分には植中がゴール前で決定機を迎えるが、どちらも決め切れず。82分に植中がようやく柏のゴールをこじ開けたが、その1点にとどまった。
9月3日に行なわれたルヴァンカップ準々決勝第1戦で、横浜F・マリノスは柏レイソルとホームで対戦。18分に先制点を奪われ、53分と70分にも追加点を許した横浜FMは、82分に植中朝日のゴールで1点を返すが、90+8分に再びネットを揺らされ、1-4で敗れた。
結果を見れば惨敗だが、横浜FMが終始劣勢だったわけではない。植中が「4点、5点と取れるチャンスはあった」と振り返ったように、9分と10分には天野純と鈴木冬一が立て続けに、その3分後にも山根陸がミドルで相手ゴールを脅かした。
1点ビハインドだった43分には、相手DFにブロックされたものの、松村晃助のクロスに反応したディーン・デイビッドが惜しいシュートを放った。
そして55分には鈴木、60分には植中がゴール前で決定機を迎えるが、どちらも決め切れず。82分に植中がようやく柏のゴールをこじ開けたが、その1点にとどまった。
そんなゲーム展開のなかで個人的に驚いたのが、横浜FMの大島秀夫監督の88分の采配だ。
4枚の交代カードを切ったうえに、2点を追いかける状況だった。それを考えれば最後の交代枠でCF谷村海那を投入し、前線に厚みを持たせるという手段もあったはずだ。だが大島監督は、ボランチの渡辺皓太に代えて同じくボランチの喜田拓也を投入したのだ。試合後、大島監督はその交代の意図を次のように明かした。
「攻撃により出るために、天野や陸を前に出したりするところを管理するために、そこに(喜田を)置いた。より前に人数をかけようという意図だった」
この試合で横浜FMは、攻撃時にボランチの天野と右SB(後半途中から左SB)の山根陸を一列前に押し出す形を取っていた。だから終盤は、2人により高い位置を取らせ、パワープレーを仕掛けたかったということだろう。ただ、クロスでチャンスメイクできるジョルディ・クルークスを後半開始から起用していたのであれば、競り合いに強い谷村でも良かったのではないかと思う。
7日の第2戦で横浜FMは、3点差をひっくり返さなければならない。厳しい戦いになるが、大島監督はチームを準決勝進出に導けるか。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
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4枚の交代カードを切ったうえに、2点を追いかける状況だった。それを考えれば最後の交代枠でCF谷村海那を投入し、前線に厚みを持たせるという手段もあったはずだ。だが大島監督は、ボランチの渡辺皓太に代えて同じくボランチの喜田拓也を投入したのだ。試合後、大島監督はその交代の意図を次のように明かした。
「攻撃により出るために、天野や陸を前に出したりするところを管理するために、そこに(喜田を)置いた。より前に人数をかけようという意図だった」
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