4-2-3-1で戦術確認。アラカジュよりも暑い気候は良い“負荷”に。

戦術練習とミニゲームから察するに、ブラジル戦のシステムは4-2-3-1が濃厚。浅野はスーパーサブでの起用となりそうだ。 写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト特派)

31℃以上の炎天下の中での練習となり、水分補給も念入りに行なわれた。ブラジル戦当日も晴れの見込みで、30℃近い天候での試合が予想される。 写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト特派)
[7.29 国際親善試合ブラジル戦・前日公式トレーニング]
手倉森監督率いるリオ五輪代表が現地時間7月29日、ゴイアニアのエスタジオ・セラ・ドウラーダで公式トレーニングを行なった。
日差しが強く、気温31℃以上の炎天下の中、パス回しとフィジカルメニューに続き、4-2-3-1の陣形で戦術を確認。ピッチの約3分の2を使った11対11のミニゲームでは、風邪から復活間もない大島僚太が別メニューとなったが、スタメン予定のビブスなし組(興梠慎三、南野拓実、中島翔哉、矢島慎也、遠藤航、原川力、藤春廣輝、植田直通、塩谷司、室屋成、中村航輔)が、プレッシャーがある中でのビルドアップや1タッチでの崩しを意識的に試みた。
その後のセットプレーの確認では、藤春のCKに植田がヘディングシュートでゴールネットを揺らし、スタンドに駆け付けたブラジル人のサッカーファンたちから歓声が送られる一幕も。最後にシュート練習を行ない、およそ1時間みっちり汗を流した。
直前合宿地のアラカジュよりも気温が高く、練習終盤には息が上がる選手も見られたが、本大会のグループリーグ1・2戦が行なわれるマナウスを見据えては、良い“負荷”になっただろう。
手倉森ジャパンは現地30日16時半(日本時間7月31日4時半)から、ブラジルと国際親善試合を行なう。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト特派)
手倉森監督率いるリオ五輪代表が現地時間7月29日、ゴイアニアのエスタジオ・セラ・ドウラーダで公式トレーニングを行なった。
日差しが強く、気温31℃以上の炎天下の中、パス回しとフィジカルメニューに続き、4-2-3-1の陣形で戦術を確認。ピッチの約3分の2を使った11対11のミニゲームでは、風邪から復活間もない大島僚太が別メニューとなったが、スタメン予定のビブスなし組(興梠慎三、南野拓実、中島翔哉、矢島慎也、遠藤航、原川力、藤春廣輝、植田直通、塩谷司、室屋成、中村航輔)が、プレッシャーがある中でのビルドアップや1タッチでの崩しを意識的に試みた。
その後のセットプレーの確認では、藤春のCKに植田がヘディングシュートでゴールネットを揺らし、スタンドに駆け付けたブラジル人のサッカーファンたちから歓声が送られる一幕も。最後にシュート練習を行ない、およそ1時間みっちり汗を流した。
直前合宿地のアラカジュよりも気温が高く、練習終盤には息が上がる選手も見られたが、本大会のグループリーグ1・2戦が行なわれるマナウスを見据えては、良い“負荷”になっただろう。
手倉森ジャパンは現地30日16時半(日本時間7月31日4時半)から、ブラジルと国際親善試合を行なう。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト特派)

7月28日発売号のサッカーダイジェストの特集は、出場16か国の選手名鑑付きリオ五輪開幕直前ガイド。キャプテンの遠藤航選手、オーバーエージで参戦の塩谷司選手のインタビューに加えて、手倉森誠監督のインタビューから「メダル獲得への7大ポイント」を探ります。クラブダイジェストでは第1ステージの王者・鹿島アントラーズを取り上げ、さらにJ1&J2の補強動向、名古屋のハ・デソン選手のインタビューも掲載とボリューム満点の内容になっています。