指揮官も評価「スタートから使っても面白いかな」
[J2第25節]仙台 0-2 徳島/8月10日/ユアテックスタジアム仙台
J1昇格争いに絡む仙台は、8月10日に行なわれたJ2第25節で徳島戦とホームで対戦。20分に先制点を献上し、以後はJ2最少失点の徳島を相手にシュート16本を放ったが得点を奪えず、終盤にカウンターから被弾。0-2で敗れた。
これで仙台は4戦未勝利(2分け2敗)となり、5位に後退。ここ2試合は無得点と、得点力不足に苦しんでいるのが、最近の苦戦の要因だ。
そんな状況で存在感を高めているのが、徳島戦の24分に負傷した石尾陸登に代わり、左SBで途中出場した石井隼太だ。
石井は左足のクロス精度を買われ、今季に水戸から仙台に完全移籍加入した。左SBは石尾の他、守備に強みがある奥山政幸がいて、なかなか出場機会を得られなかったが、チームの両SBにはクロスが得意なタイプが少ないこともあり、石井のクロスからの攻撃への期待が高まり、23節・藤枝戦から3試合連続の途中出場となった。
今回は石尾のアクシデントもあり、長い時間の出場となった。仙台のSNSでの発表では、この試合で7本のクロスを上げ、何度か決定機を演出し、爪痕を残した。
「自分に求められているものがクロスなので、すごく意識してやった感じですね」と自分の武器を出そうとする意識が高かった。左サイドハーフの相良竜之介や途中出場の山内日向汰とも良い連係を見せ、「自分が大外でランニングできるスペースを確保して、リュウ(相良)とかに中に入ってもらってコミュニケーションを取りながら、うまく崩せていた部分はあった」と手応えを語った。
J1昇格争いに絡む仙台は、8月10日に行なわれたJ2第25節で徳島戦とホームで対戦。20分に先制点を献上し、以後はJ2最少失点の徳島を相手にシュート16本を放ったが得点を奪えず、終盤にカウンターから被弾。0-2で敗れた。
これで仙台は4戦未勝利(2分け2敗)となり、5位に後退。ここ2試合は無得点と、得点力不足に苦しんでいるのが、最近の苦戦の要因だ。
そんな状況で存在感を高めているのが、徳島戦の24分に負傷した石尾陸登に代わり、左SBで途中出場した石井隼太だ。
石井は左足のクロス精度を買われ、今季に水戸から仙台に完全移籍加入した。左SBは石尾の他、守備に強みがある奥山政幸がいて、なかなか出場機会を得られなかったが、チームの両SBにはクロスが得意なタイプが少ないこともあり、石井のクロスからの攻撃への期待が高まり、23節・藤枝戦から3試合連続の途中出場となった。
今回は石尾のアクシデントもあり、長い時間の出場となった。仙台のSNSでの発表では、この試合で7本のクロスを上げ、何度か決定機を演出し、爪痕を残した。
「自分に求められているものがクロスなので、すごく意識してやった感じですね」と自分の武器を出そうとする意識が高かった。左サイドハーフの相良竜之介や途中出場の山内日向汰とも良い連係を見せ、「自分が大外でランニングできるスペースを確保して、リュウ(相良)とかに中に入ってもらってコミュニケーションを取りながら、うまく崩せていた部分はあった」と手応えを語った。
それでも、目ざしていたアシストはできず「最後の質とか思い切りの良さはまだまだだと思うので、これからもっとみんな一人ひとりが意識して変えていかなきゃいけない」と、チーム全体でさらに得点力を高めていきたいと意気込む。
積極的なプレーを見せたことで、森山佳郎監督からは「守備に課題がありましたが、最近、少しずつ課題の修正もしてきています。クロスは一番精度と本数も多いので、今日は長い時間で使いましたが、スタートから使っても面白いかなと思わせてくれる活躍は見せてくれたと思います」と高評価を得た。
課題の守備について、石井は「分析(アナリスト)の西口(剛大)さんに自分の守備の映像を作ってもらい、俯瞰して見ることで徐々に良くなってきている」と、努力を重ねた成果が出ている。
「普段メンバーに絡めていない選手や、ベンチでずっと出ていない選手もいます。そういう選手が自分の良さを出したり、試合を決めたりすることはチームの底上げにもなると思っているので、そこは自分自身、意識してやりたい」
そう語る石井のように、個々が果敢に持ち味を出して成長しようと努力を重ねることが、チームとして苦境から脱出するためには必要だ。
取材・文●小林健志(フリーライター)
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積極的なプレーを見せたことで、森山佳郎監督からは「守備に課題がありましたが、最近、少しずつ課題の修正もしてきています。クロスは一番精度と本数も多いので、今日は長い時間で使いましたが、スタートから使っても面白いかなと思わせてくれる活躍は見せてくれたと思います」と高評価を得た。
課題の守備について、石井は「分析(アナリスト)の西口(剛大)さんに自分の守備の映像を作ってもらい、俯瞰して見ることで徐々に良くなってきている」と、努力を重ねた成果が出ている。
「普段メンバーに絡めていない選手や、ベンチでずっと出ていない選手もいます。そういう選手が自分の良さを出したり、試合を決めたりすることはチームの底上げにもなると思っているので、そこは自分自身、意識してやりたい」
そう語る石井のように、個々が果敢に持ち味を出して成長しようと努力を重ねることが、チームとして苦境から脱出するためには必要だ。
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