フライブルクの日本代表MF堂安律はフランクフルトへの移籍が取り沙汰されている。
現地7月28日には、ドイツの『Sky Sport』が、2030年までの5年契約で個人合意に達したと報じた。
一方で同メディアは「27歳の日本人選手は現在、両クラブ間の合意を待っている。しかし、フランクフルトとフライブルクの移籍金に対する評価は、依然として大きな隔たりがある」とも伝えている。
「フランクフルトの最初のオファーは1500万ユーロ+ボーナス、2回目のオファーは1800万ユーロ+ボーナスだった。しかし、フライブルクにとってはそれでは足りない。2000万ユーロ+ボーナス以上の提示を求めている」
個人合意に達したという報道も
なぜフランクフルトは堂安の獲得を望むだろうか。地元メディア『Frankfurter Rundschau』が、ディノ・トップメラー監督の発言に注目。「彼は逆足でプレーするウインガー、つまり強い左足で右サイドからドリブルで中に切り込める選手を求めている」とし、次の指揮官のコメントを紹介した。
「ウイングで逆足でプレーし、内側に切り込んでくれる選手がいれば、4バックからのビルドアップが容易になり、サイドバックもそれに追従するようになる」
具体的な選手名こそ挙げていないが、トップメラー監督の言葉を踏まえれば、堂安は適任のようだ。果たして移籍は実現するのか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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